保育園に受かったママ達の「これからの困難」とお金を稼ぐことの意味って? (2/3ページ)

It Mama

■保育園での経験が“非認知能力”を育むこともある

「働くことで、子どもが愛情不足にならないか?」なんて心配になるママもいるかもしれませんが、若手の社会学者、古市憲寿さんの『保育園義務教育化』(小学館)によれば、良質な保育を提供している保育園では、子どもが集団生活を通じ、社会性、意欲、忍耐力に関わってくる“非認知能力”を身につけられるといいいます

日本ではこれまで、多くの子どもたちは「非認知能力」を家庭や地域で身につけてきたのだろう。社会全体に格差がなく、豊かな時間はそれでよかった。しかし、これから日本社会ではそうもいかなくなる

とも述べています。地縁・血縁が薄れる中で、ママが孤独に子育てを負う環境は“密室育児”“孤育て”などと言われますが、保育園を起点として先生を始め、お友達やママとの交流が生まれます。孤独で息の詰まりやすい専業ママにとっても、保育園の一時保育などを利用しやすい環境は大切ともいえます。

■働くことは利己的でなく「利他的でもある」という気づきが大切

働くことで家族からは、「お金より大切なものがあるでしょ」なんて言われることがあるかもしれませんが、お金と家族を同じ土俵に立たせて比べることはあまり意味がありません。

社会学者の筒井淳也さんは、日本では“家族のために奉仕すること”が正しく、“お金を稼ぐこと”が利己的とされる認識があるのでは?と考察したうえで、「お金を稼ぐことこそが利他的である」と述べています。

社会保険料や税の負担を通じて世帯を超えた支え合いや、日本の景気の底上げにもつながるからです。

お金を稼ぐことが社会にとって持つ意味をもっと積極的に考え、それを子どもたちに伝えることは極めて重要だとおもう

とのことですが、生活の糧であるお金がどのように社会で巡っていくのかを子どもが成人するまでじっくり教えていくことって大切なのかもしれません。

いかがでしたか?

今は、専業ママも、働くママも明確な答えがなく自己肯定感を抱きにくい時代であると感じます。

誰でも、「よし、働こう!」と思った時に、安心して預けられる場所があるということ。

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