実は「朝食抜くと余計なカロリーを摂取してしまう説」は嘘だった (2/2ページ)

Suzie(スージー)

朝食を抜いたグループは昼食時に多めにご飯を食べてしまったものの、700kcal分多く食べるわけではないということがわかりました。

そこで博士は実験の結果、朝食を抜くことで肥満レベルが上がるリスクに影響はなく、体重が増えることもないと結論づけたのです。

摂取カロリーとしては、朝食抜きのグループのほうが少ないという結果です。

ただし今回の実験では、朝食を食べたグループの人たちはより活発に動き回ったり、軽いエクササイズをしたりして、カロリーを消費しているということも報告されています。

700kcalを消費するには女性でランニング110分くらいといわれているので、余分に摂取したカロリーがすべて消費されているとは考えにくいはず。

少なくとも、「朝食を抜いたらあとで食べ過ぎて太る」という説は、手放しに信じられるものではなさそう。

■人間はもっと食べなくても生きられる

ブリストル大学で栄養学を専門にしているピーター・ロジャー博士は、「私たちはもっと食べなくても生きていけます」と語っています。

朝食はいちばん抜きやすい食事なので、食事を少なくするチャンスと捉えることできます。

体重が気になる人は、「太るから朝食を食べる」のではなく、「摂取カロリーを減らすため朝食を抜く、減らす」ということを検討してみてもよいかも。

朝食が人の気分や考える力に影響を与えるか、朝食時に摂ることの多いコーヒーや紅茶の影響はあるかについては調査がされていません。

朝食を食べたほうが調子がよい、気分がよい、という人は朝食を摂り続けるべきかもしれません。ただし、食べすぎには注意です。

食べないほうが摂取カロリーは少なくなり、痩せやすいはず。

朝食抜きが肥満のリスクを高めるわけではないのなら、健康のためと朝食を摂るよりも、摂取カロリーを減らすことを考えたほうがよさそうです。

(文/スケルトンワークス)

【参考】

Breakfast isn’t the most important meal of the day, says scientist-The Telegraph

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