プロ野球開幕「怒号と失笑のドタバタ事件」ロケットスタート!(4)楽天がオコエを2軍に行かせないワケ (1/2ページ)

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プロ野球開幕「怒号と失笑のドタバタ事件」ロケットスタート!(4)楽天がオコエを2軍に行かせないワケ

 ソフトバンクとは逆に、圧倒的な最下位予想を覆す躍進を見せているのが楽天である。

 投手陣の整備と、機を見てスクイズを仕掛けるなど、梨田昌孝監督(62)の采配がマッチしているが、そのムードを後押ししているのが、スーパールーキーのオコエ瑠偉(18)。代走、守備固めでの出場が多いが、完全な話題先行型で、戦力になっていない。松井稼頭央(40)が故障したことで、運よく4月3日の西武戦に「2番・センター」でスタメン出場したが、3タコに終わった。しかも「バントができない」という衝撃事実も発覚。8回にはバントのケースで「ピンチバンター」を送られる始末だった。

 スポーツ紙デスクが苦笑する。

「梨田監督がみずから囲み会見で明らかにしたのですが、高校時代からバントをやったことがなく、できないそうなんです。バントができない2番打者なんて聞いたことがありません」

 評論家からも「ホームラン打者でもないのに、バントできない選手を一軍に置いておく意味があるのか。二軍で経験を積ませたほうがいい」という声が強まっているのだ。昼に二軍、ナイターで一軍の「親子ゲーム」がある場合に昼夜出場させていく方向だとはいうが、オコエの一軍残留にこだわる「理由」があった。

「梨田監督はいつも『コーチ会議で(一軍か二軍かを)決めるので、どうなるか』という言い方をする。でも実際のコーチ会議では、オコエを巡っての議論が交わされたことはないようだ。本拠地のコボスタ宮城では、オコエが平凡なセンターフライを捕球するだけで拍手と大歓声が上がる。最高のムードメーカーであり、観客動員に大きく寄与しているので、(二軍に)落とすに落とせないらしいんですよ」(球団関係者)

 楽天とともにロケットスタートを切ったロッテは、エースの涌井秀章(29)が3連勝するなど調子がいい。六本木、麻布界隈でブイブイいわせる、球界きっての「チャラ男」は、西武時代には遊びが過ぎてペナルティまで科せられたことがあるが、真剣交際宣言をした7歳年上のモデル、押切もえ(36)の存在で、夜遊びがピタリとやんだのが勝因につながっているとか。

 QVCマリンで行われた日本ハムとの開幕戦は、押切がお忍び観戦。

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