海のなかを颯爽と泳ぐ、ウミイグアナがゴジラっぽくてかっこいいぞ!
ウミイグアナが海の中をかっこよく泳ぎ、海藻をムシャムシャ食べる映像が、やさしいゴジラだ!として話題となっていた。ウミイグアナはガラパゴス諸島の固有種であり、世界で唯一、海に潜ることができるトカゲである。 記事提供:カラパイア
出典: YouTube
Marine Iguanas
体長は120~150cm、頭部や頸部は太くて短く、頭の上はごつごつしている。背中には刺状の鱗(クレスト)が並ぶ。な、ゴジラっぽいだろ。
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image credit:youtube Steve Winkworth
尾は長く、これにより海中で大きな推進力を得ることができる。
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体色は緑がかった灰褐色で温度によって明るい色になったり暗い色になったりする。体の色を黒くすることで体温を上げるのに役立てたり、周囲の岩礁に似せてカモフラージュする役目を果たしていると考えられている。
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ウミイグアナは食料の乏しいガラパゴスで、潜水能力を身につけ海藻を食べるようになった。海の中の岩に付着した海藻を潜水しながらムシャムシャ食べる。他にも、カニやアシカの糞などを食べることもある。
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キューンと泳ぐ姿がかっこいいぞ!
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アグレッシブな食いっぷりだが草食系。海藻類を主食とする脊椎動物はほとんど知られておらず、ウミイグアナの食性は非常に珍しいそうだ。
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そんなウミイグアナだが、大航海時代(15~17世紀頃)は食用とされ乱獲により個体数を激減させた。現在は保護されているために絶滅の危険性は回避したが、ガラパゴスに人為的に持ち込まれた動物による影響や、気象変動による緑藻の減少により、生息数がまた減り始めているという。
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さらには、緑藻の減ったため食べ物を求めて陸上へ移動するウミイグアナが、リクイグアナと交尾することで交雑種が増えているのも問題となっている。
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