若者に読んでほしい、往年の名作ラノベ7選「ロードス島戦記」「スレイヤーズ」 (2/3ページ)
楽がしたいからという理由で宇宙軍に入ったジャスティ・ウエキ・タイラー二等兵が、偶然と強運によって次々に出世。ついには宇宙艦の艦長にまで上り詰め、宇宙を大きな騒動に巻き込んでいきます。いわゆるスペースオペラですが、コメディー要素も強く、タイラーの強運っぷりは笑ってしまうほどです。特に、タイラーのせいで貧乏くじを引きまくっている副官のヤマモトの不幸ぶりについ笑ってしまいます。
●『スレイヤーズ』著者:神坂一
1990年に富士見ファンタジア文庫から刊行されたファンタジー小説です。「ドラゴンもまたいで通る」とまで言われる強力な魔法の使い手リナ・インバースが、人間界と異世界を巻き込む騒動に立ち向かうストーリー。最強クラスの主人公が軽快に敵を倒す、個性的な仲間の登場、格好良い魔法、そして異次元世界の存在など、ファンタジーライトノベルの面白要素をこれでもかと内包しています。その濃さは読めば必ず厨二病になるほどでした。魔法の詠唱文もつい覚えてしまうでしょう。
●『ブギーポップは笑わない』著者:上遠野浩平
1998年に電撃文庫から刊行された学園小説。「世界の敵」と戦う「ブギーポップ」というヒーロー的存在を、異なる人間の視点で見た物語が描かれています。物語はあくまで「目撃者」「傍観者」の視点で書かれているため、作中で起こった出来事に対する説明は詳しくなされていません。いろんな視点の物語を読むことで、読者はブギーポップや世界の敵について考察するのです。この独特の描写が中高生に受け、知る人ぞ知る作品としてヒットしました。
●『魔術士オーフェンはぐれ旅』著者:秋田禎信
富士見ファンタジア文庫から1994年に刊行されたファンタジー小説。強力な力を持つ黒魔術士のオーフェンが、各地を転々としながら依頼や騒動を解決していく物語です。蒸気機関やガス灯、さらには銃火器があるなど、一般的なファンタジー世界とは異なる高度な発達を遂げた世界が舞台となっているのが特徴です。その独自の世界観の下、展開される壮大な物語は、今読んでも引き込まれること間違いなしです。ギャグ要素の強い短編読み切りの『魔術士オーフェン・無謀編』もお薦めです。