名作妖艶シネマ「このセリフが悩ましかった!」(3)「丸純子・オトナの恋愛事情」 (2/2ページ)
さてもう1作、人妻の不倫を描いた「逢いびき」(14年、レジェンド・ピクチャーズ)も紹介しましょう。
丸 エレベーターの事故で閉じ込められ、以前に会ったフリーカメラマンと偶然の再会。そこから少しずつ距離を縮めていきます。
──ただし、ホテルで向かい合うと「ごめんなさい、やっぱり無理」と切ないセリフを口にする。
丸 エッチしてしまったら、どこまで突っ走ってしまうんだろう‥‥という不安。それでも、やはり抑え切れずに燃え上がってしまう。セックスのあとに「ずっと一緒にいたい」と言われて、そこで「お願い、言わないで!」と叫ぶのが、人妻としてのいろんな感情を込めていますね。
──数多くの濡れ場を経験しましたが、撮影に向かう心境に変化がありますか?
丸 私にとってセックスするシーンも、食事するシーンも、人間の営みとして変わらずに表現しています。ただ、脱ぐとなると、ハダカが衣装という感覚。そのためにも、恥ずかしくない体でいたいと思います。
──やはり、ダイエットは厳禁ですよ!