意外と盲点! 大学生になって初めて気付いた漢字の読み間違い4選

学生の窓口

一度覚えてしまったことは、人に指摘されない限り、なかなか気付くことってありませんよね。漢字の読み間違いなども、そうではないでしょうか。そこで今回は大学生のみなさんに、大学生になって初めて気付いた漢字の読み間違いについて、お話を聞いてみました。


■月極

・日本語の授業で音読をさせられたとき、間違って読んでしまって教授に注意されたから(男性/22歳/大学4年生)
・誰かが月極駐車場の話をしてて気付いた(女性/25歳/大学院生)
・テレビのクイズ番組で読み方の問題が出ていて、初めて知った(男性/22歳/大学4年生)

駐車場を借りている人は知っていると思いますが、月極は日常の会話ではなかなか出てきませんよね。そのため読み方を知らなかったり、間違って覚えている人もいるのではないでしょうか。

■戒める

・小説を読んでいるときに漢字が出てきて、あとで意味や読み方を調べたら間違って読んでいた(男性/22歳/短大・専門学校生)
・友達と話をしているとき、指摘されて初めて気がついた(女性/21歳/大学3年生)
・バイト先で指摘されたから(男性/20歳/大学2年生)

戒めるはそれほど難しくはないのですが、読み間違いをしやすい漢字となっているようですね。なじみの少ない漢字であるほど、間違えて覚えているものなのかもしれません。

■重複

・「ちょうふく」か「じゅうふく」かいまだにわからない(女性/23歳/大学4年生)
・友だちと話しているときに、相手の言い方で気付いた(女性/21歳/大学3年生)
・友だちと話をしていて突っ込まれたから(男性/25歳/大学院生)

重複はもともと「ちょうふく」と読まれていて、現在では「じゅうふく」でも間違いではないということになっています。時代の変化で新しく定着した慣用読みというものなのですが、「ちょうふく」に戻りつつあるようです。

■地域の名称

・御徒町。電車に乗っていたらアナウンスで読み方を知った(女性/21歳/大学3年生)
・戎橋。「いかりばし」と読んでいたが、大阪に行って実は「えびすばし」と読むことに気付いた(男性/21歳/大学2年生)
・熱海(あたみ)。「ねっかい」と読んで「どこそれ?」と言われた(女性/26歳/大学院生)

地域の名称は、地元の人にとっては簡単なものなのですが、そうでない場合、読みにくい漢字が多いですよね。本来の読みと異なるものも多く、当て字の場合も多いので、読み間違えることも多いです。

漢字の読みは音読み、訓読みもあり、その中でも複数の読み方がある場合もあります。そのため、読みにくいものも多いですし、文章での使われ方によっても読みが違うこともあります。また、固有名詞の場合は、普段、使わない読み方もしますから、間違ってしまうことも少なくありません。あなたは読み間違いをしてはいませんか?

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年3月10日~2016年3月16日
調査人数:大学生男女397人(男性199人、女性198人)

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