熊本避難所でノロ感染!? 震災「避難生活」で気をつけるべき感染症と予防策 (2/2ページ)

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■ウイルスの感染経路を知る

避難生活では食料品が多く届けられる機会もあると思われますが、「どのように保管されていたのか?」ということを気を付けるようにしましょう。

感染経路は主に3つ挙げられます。

(1)空気感染:空気中に存在するウイルスが、体の中に入ってくるケース
(2)飛沫(ひまつ)感染:インフルエンザを代表とし、感染者のくしゃみなどによって唾液から感染するケース
(3)接触感染:ノロウイルスを代表とし、感染者と直接接触することによって感染するケース

■感染症を予防するために

赤ちゃんや子どもはまだまだ免疫系が十分に発達していない、抗体の数が多くないということから、感染の可能性は大人と比べ、高いといえます。

少しでも感染リスクを低減させるために今できることとして、下記のようなことを覚えておきましょう。

・マスクを着用する
・同じ空間に長時間いないようにする
・余震が続いているので、落下物などの危険性が無いような外に出る時間を多くする
・マスクを着用する
・子どもたちを度危険性のない場所である程度遊ばせてストレス解消させる

また、筆者も実際に経験があるのですが、このような状況においては、同じ量の食物を摂取したとしても人間の危機管理能力が働いて、普段よりも栄養素の吸収力が上昇します。

それによって、エネルギーを蓄えることが出来ますので、食べられる時に極力食べるようにしましょう。

いかがでしたか?

避難生活で注意すべきは、落下物や転倒物などの物理的な危険性だけでなく、免疫が下がってしまうことによる感染症の危険も認識しておく必要があります。

赤ちゃんや子ども、家族を守るため、多様な危険性を知識としておさえ、一家の安全を確保しましょう。

【参考・画像】

※ ナーシング・グラフィカ/5 疾病の成り立ち 臨床微生物・医動物(矢野久子、安田陽子著)

※ Irina Kozorog / Shutterstock

※ 2002 / PIXTA

【著者略歴】

※ 川上 智史・・・北里大学大学院医療系研究科医学専攻博士課程修了、医学博士。予防医学を専門とし、医学的に美と健康に主眼を置き研究を続ける。各種教育機関や講演会において予防の重要性を啓発している。

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