【プロ野球】大学や社会人にも勝てず…巨人3軍の厳しい現状 (2/2ページ)
■「さすがプロ」と言われる戦いを!
チームとしては冴えない戦績だが、なかには好成績を残す選手もいる。
坂口真規(25歳・4年目)
34打数12安打 打率.353
田原啓吾(21歳・4年目)
20.2回 自責点3 防御率1.31
ともに4年目の2人がチームの投打を引っ張っている。対戦相手からすれば「さすがプロ」と言える活躍をしているのではないだろうか。
一方で疑問符が付く戦術選択もあった。
4月10日の愛媛戦、4対3で迎えた9回表。マウンドには今季から愛媛に加入した「360°モンキーズ」の杉浦双亮(40歳/登録名・サブロク双亮)が上がった。
芸人と投手の二刀流で話題になっている男のデビュー戦。杉浦にとっては「本気の挑戦」だが、巨人としてはいくら3軍とはいえ、40歳のルーキーにはプロとして絶対に負けられない。
しかし、先頭の北之園隆生が四球で出塁すると、続く川相拓也は送りバント。ここで杉浦は降板したが、リードした展開で40歳の新人を相手にバントを選択するのは、どうなんだろうか……。確かに本稿でも「勝ちの少なさ」は挙げているが、それよりも「プロとして」の戦いができているのか疑問が残る。川相昌弘3軍監督にとってはバントも生命線といえるのだろうが……。
とはいえ、まだまだ新設1年目。プロたる戦いができるまでには時間が掛かりそうだが、選手個人にも組織にもこれからの成長の余地はたっぷりとありそうだ。今後の巨人3軍の本格化に期待したい!
文=落合初春(おちあい・もとはる)