【アニメ漫画キャラの魅力】血肉を求める狂気のボクサー「沢村竜平」の魅力とは?『はじめの一歩』 (3/3ページ)
・・・でしたが、それを今かと待ち構えていた沢村に右のカウンターを決められてしまいます。
完全にデンプシーロールを破られてしまった一歩。そして一気に畳み掛けてくる沢村に再びデンプシーロールを放ちますが、lまたしても「閃光」と呼ばれるカウンターをくらってしまい、鴨川会長はタオルを投げ込もうと決意します。しかし、それでも奇跡的にダウンせずに一歩は踏みとどまります。そして、またしても一歩はデンプシーロールを出し、そこに沢村がカウンター。これでもう終わりかと思われましたが、ここで一歩はデンプシーロールを途中で止めるという芸当をやってのけます。これがヴォルグとのスパーリングの後に考え付いた、足腰に急激な負担がかかるデンプシーロールの進化系の正体です。急激に止まる事で沢村のパンチを空振りさせ、一歩は強烈なパンチを撃ち込み沢村をダウンさせます。
デンプシー破りをさらに破られて強烈なパンチをくらい、セコンドに戻りうなだれる沢村。河辺先生が「ここであきらめちゃ何も残らないぞ、部屋に閉じこもってたあの頃のままでいいのか」と叫びます・・・が、試合前の先生の姿に怒りを覚えていた沢村は、あろうことか先生にツバを吐きかけ、そのままリングへと向かうのです。
一歩の進化型デンプシーロールを見抜きタイミングを合わせる沢村に、一歩はさらにそのタイミングをずらしてデンプシーロールを次々と撃ちこみ、ついに沢村をノックアウト。一歩が勝利します。
試合後、沢村の病室に千堂が訪れ、自分たちと一歩の拳の違いについて語ります。しかし、あちこち骨折していてもなお千堂に拳をふるおうとする沢村。ボロボロになってもなお恐ろしいほどの凶悪さです。そんな沢村に千堂は、河辺先生が実は同じ施設育ちだったことを告げ、先生に礼を言うよう助言し沢村の病室を去っていきます。とはいえ、彼の冷徹で極悪な性格がそれだけで更正出来るようには見えないのですが・・・。
その凶悪さを魅力と取るか欠点と取るか、読み手次第ではありますが、少なくとも一歩に取っても読者に取っても、「沢村竜平」という男が強烈なインパクトを残したのは間違いありません。まだ観たことがない、読んだことが無いという方は是非、ご自身の目でお確かめください。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:takabu(キャラペディア公式ライター)