若い世代も知っておくべき! 天才漫画家の定番「ではない」おすすめ作品7選 (4/4ページ)
ススムちゃんは友だちと一緒に子どもたちが次々に殺される町を逃げ回ります。恐ろしい事件が起こっているのにニュースではそのことが全く報道されないのです……。子どものころに読むとトラウマになるほどショッキングな傑作です。
●『人造人間キカイダー』石ノ森章太郎
石ノ森章太郎先生といえば、やはり代表作は『サイボーグ009』ということになるでしょう。また、先生は『仮面ライダー』『秘密戦隊ゴレンジャー』といった子ども向け特撮番組の原作者の面があり、実際に先生名義の同名漫画作品があります。
『人造人間キカイダー』も特撮番組になっていますが、この原作漫画は悲しい結末を迎えたことでも知られる一種のカルト作品です。途中までは、ロボットとして生まれたキカイダーが悪の組織の繰り出す悪者ロボットをやっつける特撮番組の原作にふさわしい展開なのですが……。
キカイダーに付けられた善悪を判断する「良心回路」という装置がこの物語の結末をある意味ねじ曲げるのです。主人公のロボット・キカイダーは人間になりたい、と思うのですが、果たして人間になることは幸せなのか? という問いへ話は向かうのです。子ども向け特撮番組の原作とは思えない深みにハマった物語です。
天才漫画家と呼ばれる先生方の定番以外のお薦め漫画を7選してみましたが、いかがだったでしょうか? 中には入手が困難になっているものもありますが、どれも傑作です。もし興味を持った作品があればぜひご一読ください。
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(高橋モータース@dcp)