片思い中の人必見! 「まばたき」で脈あり・脈なしを読み取る方法って?

誰もが無意識に行っている「まばたき」。そんなまばたきを観察するだけで、話し相手の感情が分かるのはご存じでしょうか? まばたきには3種類があり、理由もなくおこなうパターンは自発性と呼ばれ、なぜ起きるのかはいまだに解明されていません。ただし、自発性まばたきをしているときの脳は、記憶や想像の領域が活発になり、なにかに注意を向ける機能はダウン、目の前の情報をシャットアウトし「考えている」時間だとわかりました。緊張や怒り/ウソをついているときも回数が増え、相手に共感を抱いているときも「つられ」まばたきが発生するので、相手の気持ちを知る手がかりになるのです。
■まばたきの過半数は「理由なし」
目のために「まばたき」が必要なのは、いまさら説明不要でしょう。標準的な成人は1分間に20回、1回0.3秒が目安と言われていますので、合計すると1分につき6秒。起きている時間が人生の3分の2と仮定すると、約6.7%は「闇」のなかで生活していることになるのです。
厳密には、まばたきには3種類あり、
・反射性……光や風などの刺激による
・随意(ずいい)性……意図的に目を閉じる
これに加えて、理由がない「自発性」があります。目に水分を与えるだけなら毎分3回程度でOKとのデータもあり、残り17回は原因不明… じつは「自発性」が大半を占め、「目のため」ではないまばたきのほうが圧倒的に多かったのです。自発性まばたきは、なぜ起きるのでしょうか? すべては解明されていないものの、おもしろい事実がわかりました。カンタンにいえば「考えごと」をするためだったのです。
まばたきをすると、脳には活発な部分と活動が低下する場所が現れます。
・活発になる……内側視覚野……記憶や想像などの「情報処理」
・低下する……前頭眼野や上頭頂小葉……「注意」の方向をコントロール
つまり、まばたきは考えを「まとめる」時間で、目を閉じるのは一時的に情報をしゃ断するため、と考えられているのです。
■まばたきは「句読点」?
まばたきから、なにがわかるのでしょうか? 回数が増える典型パターンは怒りや不安/緊張ですが、ウソをついている可能性も考えられます。ウソ=事実ではない、の意味ですから「作り話」とも表現できます。そのため内側視覚野を全開で働かせて理論的に考える必要が生まれ、やはり自発性まばたきが発生しやすくなります。「昨日だれと会ってた?」なんて話からまばたきが増えたら、ちょっと怪しいかもしれません。
聞き手のまばたきからも重要な情報が得られます。話し手に共感を抱いているときはまばたきが「伝染」するのです。最近の研究では、話し手がまばたきすると、多くの聞き手は約0.5秒遅れて「つられる」ことがわかりました。また、聞き手のまばたきが多いシチュエーションは、
・1位……話の終わり
・2位……話の合間
・3位……話の途中
・4位……話し始め
で、「、」「。」の句読点のように使っていることが判明。聞いた話を理解しようと整理している、と考えられています。これらは話し手に共感している証拠でもあり、好意の表れと解釈できます。逆に自分のまばたきにつられない、話し終わっても回数が増えないときは、聞き流されている可能性・大。残念ながら脈なしと考えたほうが良さそうです。
■まとめ
・人生の7%近くは「まばたき」に費やされている
・まばたきの大半は、理由がよくわからない「自発性」
・自発性まばたきをしているときは、「情報処理」の脳が活発になっている
・話し手に共感を抱いているひとは、つられてまばたき、話の終わり時に増える
(関口 寿/ガリレオワークス)