【アニメ漫画キャラの魅力】平穏を願う奇妙な殺人鬼「吉良吉影」の魅力とは?『ジョジョの奇妙な冒険』

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 第3部でDIOを倒し、物語は第4部へと移行する『ジョジョの奇妙な冒険』。舞台は日本のM県S市杜王町。平凡な日本の町で平凡なサラリーマンや学生がこれまた平穏に過ごしています。その中に一人だけ平穏に生きる事を望む殺人鬼がいます。彼の名前は「吉良吉影(きらよしかげ)」。今までに48人もの人を殺しています。今回は、そんな第4部のボス的存在「吉良吉影」の“奇妙な”魅力についてご紹介させていただきます。


⇒吉良吉影とは?(ジョジョの奇妙な冒険)
http://www.charapedia.jp/character/info/1620/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■吉良吉影という人物

 表向きは普通のサラリーマンです。毎日朝早く起き、仕事には絶対に遅刻せず、きちんと仕事を終わらせて帰宅。寝る前にホットミルクを飲んで就寝します。日本でよく見るサラリーマンと何ら変わらない生活です。

 また、頭も良く運動も出来る為、自宅には多くのトロフィーや賞状が飾られています・・・が、どれも3位止まり。実際には1位を取る事のできる実力を持ちながらも、目立ちすぎるのを嫌い、“常に実績はあるが目立たない”という3位の位置に止めています。調整しながら常に3位を取り続ける事など普通は出来ないと思いますが、これも「吉良吉影」の圧倒的な実力を持ってしてという事でしょう。

非常に優秀で少し変わった人物といった印象ですが、実は連続殺人犯です。今までに殺してきた数は48人。どれも手がきれいな女性だけを狙った犯行です。なお、この数字は彼が殺した“手の綺麗な女性の数”であって、吉良吉影という人物を詮索するような人物は、例外なく殺します。

■カッコ可愛いスタンド キラークイーン

 気になる「吉良吉影」のスタンドは「キラークイーン」と言います。元ネタはイギリスのロックバンド・クイーンの発表したシングル「キラークイーン」から。見た目は猫の顔をした人型で、顔はなかなかキュート。ポーズや行動も格好良いです。能力は複数あり、そのどれもが“爆弾”に関連しています。

 吉良吉影が追い込まれたり絶望する度に成長し、成長のたびに新たに発動する技はどれも最強。今までに出てきたボスの中でも、これだけ多くの主人公たちを倒し、絶望させたボスは数少ないと思います。

■異様な趣味

 平凡を装う「吉良吉影」ですが、彼の趣味はどれも驚かさるものばかり。まず、自分の切った爪の長さを測り、小瓶の中に保存。しかも長さを記録している紙には「もう誰にも僕を止められない!」とコメントまで書かれているのです。

 そしてもう一つの趣味。それは女性の手を持ち歩く事。手の綺麗な女性をただ殺すだけでなく、なんと殺してきた女性の腕から手の部分を持ち歩くのです。鞄の中に入れたり、車から降りる際には手を持ってあげたり話しかけたり、そして最後には・・・舐めます(シャブシャブ、チュバチュバ、ペロン)。正直のところ気持ち悪いです。

 しかし切り取られた腕は時間が経つと腐ってしまいます。そんな時は新しく手の綺麗な女性を探し、腕だけを残して爆発させます。

■平穏を望んだ男の最後

 見た目だけ別人である「川尻浩作」となった無敵の「吉良吉影」も、主人公たちに追い込まれ、物語は終わりを迎えます。劇的な人生を歩んだ彼は、主人公たちから殺される事なく、バックした救急車に跳ねられるという、皮肉にも“平凡な”死を迎えるのです。

 特徴的なキャラクターの多い『ジョジョシリーズ』の中でも、特に異彩を放つミステリアスな男「吉良吉影」。理解し難い言動や謎めいた雰囲気も、そのすべてが彼の魅力です。是非、「吉良吉影」の活躍、ご自身の目でお確かめください。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:モノブロ鬼(キャラペディア公式ライター)

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