ナダルが錦織を倒して2週連続優勝を果たす [バルセロナ・オープン・バンコサバデル] (2/2ページ)
彼は自分のふがいないフォアハンドを責めていたが、一年経った今ではナダルのパワーが戻ってきているようだ。強力なナダルのフォアハンドは、本当に厳しいときに錦織の脇を抜けていっていた。
お互いにベストの状態に近い試合だった。両者ともにトップ10選手で、サービスゲームでも息の抜けない展開の試合だった。
第1セット3-3の場面では、錦織が3本のブレークポイントを握っていた。だが、ナダルは5連続でポイントを奪い返してそれをすべてしのいだ。
ナダルは2度目のブレークで第1セットを奪ったが、それはナダルのショットがネットにかかって方向がズレて入ったショットだった。
第2セット最初のナダルのサービスゲームでは、錦織が0-40からブレークを奪い、素早く試合を立て直した。
ナダルも激しいプレーで応えた。2度の素晴らしいラリーを奪ったナダルがブレークバックに成功した。
錦織もナダルが誤ってボールを見送った場面などを生かし、さらにドロップショットを決めるなどしてブレークを奪い返して4-3とした。
錦織はチャンピオンシップ・ポイントを迎えていた場面でもリスキーなドロップショットでしのぎ、5-5と追いすがった。だが、ナダルは2ゲームを連取して優勝を決めた。最後は錦織の打ったボールがネットにかかっての結末だった。(C)AP