テレビ局が印象操作?東京五輪エンブレムの「本当の評判」 (2/2ページ)

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■不人気案の圧勝で浮上「出来レース?」の声

 エンブレム委員会の意見募集のほかに、ヤフーなどのメディアでも人気投票が行われている。結果はA案よりもB案やD案のほうが人気だった。もちろん、各メディアの人気投票が国民の総意ではないが、A案の人気が芳しくないことが認知された結果となった。

「エンブレム委員会21名による最終審査ではA案が13票と圧勝しましたが、感覚的に乖離していると感じた人がたくさんいたのでしょう。新聞でも『不人気エンブレム圧勝』という見出しがつき、『公募とは名ばかり』『公正さに疑問』と、辛辣な記事が出ました。発表の前にNHKが速報でA案決定を報じており、出来レース説、リーク説も浮上。なにかと不手際が目立つ決定でしたね」(前出・記者)

 二転三転したエンブレム問題は今回もスッキリ決着、とはいかなかったようだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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