早稲田大学ボクシング部にインタビュー! パンチの速さの秘訣を聞いてみた

学生の窓口

男同士が殴り合い、時には激しく衝撃を受けて失神をすることもあるスポーツ「ボクシング」。

普通の大学生にとっては、ボクシングはテレビやまんがの中の、遠い世界のように感じる方もいるかもしれませんが、私達の身の回りの高校、大学の部活でもボクシング部は存在しているのです。

今回は、そんなボクシングを身近に感じてもらうためにも、早稲田大学のボクシング部の男性部員(21歳)に協力してもらい、パンチの速度の秘密、トレーニング内容を聞き、実際にパンチを繰り出すところを見せてもらいました。


■ボクサーのパンチは時速40キロ!?

ボクサーのパンチの速度は、平均で時速30キロから時速40キロとされ、およそ公道を走る車の速度と同程度とされています。早稲田大学のボクシング部の男性部員(21歳)によると、速度は普段はあまり、意識していないそうです。

「速さを計測したり、数値として認識することはないですね。ただ、雰囲気で大体の速さはわかりますし、パンチの速度はパンチの威力にも影響します。ボクサーは、パンチの速度を上げるためのトレーニングを積んでいるといっても過言ではないので、パンチが速いというのは納得できると思います。」


■パンチが速くなる理由はトレーニングにあり

また、トレーニング内容からもそのパンチ速度の秘密がうかがえます。

「パンチの威力は、もちろん腕の振りも重要ですが、それ以上に腰の回転や足腰の踏ん張りが特に重要です。私はその中でもやはり、パンチの速度に影響するシャドーの時間は多く取りますし、身体に染み込ませるように練習しています。実際、パンチが速くて見えないということもあったりしますし、身体が慣れないと見えないくらい速い、とも言えると思います。」

1日2時間の練習のうち、多くがパンチの速度にも影響する練習メニュー。それは速くなりそうですね。


■実際にパンチを披露!その速さは?

パンチの速度を実際に見せてもらいました。朗らかな雰囲気で話してくれた、ボクシング部の男性部員(21歳)も、真剣な表情。ボクシング素人のインタビュアーと比べるとほぼ2倍以上の速度の差がありました。

「ボクシング部の練習は週6で、そのうちでもシャドーなど、パンチの練習の時間は多いです。パンチを食らうと意識が飛ぶこともありますし、私はパンチを鼻にもらったことが影響して、鼻の骨が若干曲がっていたりします。ボクサーの武器ですから、やっぱりそれくらいの威力はありますね。」


終始朗らかに話してくれましたが、やはりパンチをするときは本物の表情。目の前で見たパンチを、相手と対峙して、その上で顔面で受けるということを想像すると、とんでもない世界で戦っているんだなということを感じました。皆さんもボクサーの友人ができたら、一度「パンチの速度」を見せてもらってはいかがでしょうか。


取材協力 早稲田大学 ボクシング部部員 匿名。

高校2年生のころより刺激を求めて、高校にあったボクシング部に入部。その後、大学に入ってからもボクシング部に入部し、現在も日々週6の練習を続けている。

早稲田大学 ボクシング部:早稲田キャンパス17号館地下2階 ボクシング場

http://waseda-sports.jp/unit/106/

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