原作ファンからは悲鳴?実写映画『テラフォーマーズ』の評価が二分 (2/2ページ)

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 もう一つ、原作ファンをゲンナリとさせていることがある。劇中後半に伊藤が、続編を予感させるセリフを展開したことから、「やめて」と阿鼻叫喚の悲鳴を上げているのだ。

 監督をつとめた三池崇史(55)は、4月29日放送のAbemaTVでの本作特番に出演して「虫が嫌いですが、映画を作ることは楽しめました。ぜひ観ていただきたいです」と語るなど本作をPR中。今後は映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』の続編を制作することが決まっている身だ。

「原作的には、今回のキャラクターたちが登場する第1部の話から約21年後を描く第2部『アネックス計画』編があるので続編は可能です。もちろん今回の結果次第でしょうが、続編が決定すれば再び非難の嵐が吹き荒れそうですね」(前出・関係者)

 公開初日から賛否両論の映画『テラフォーマーズ』。せめて酷評された映画「進撃」シリーズ後編の『進撃の巨人 エンド・オブ・ザ・ワールド』が記録した興行収入16.8億円以上は欲しいところ。果たして、続編が期待されるほどの結果を残すことができるのか……?

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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