【今日はX JAPAN hideの命日】彼が遺したロック史に残る名曲まとめ

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その急逝はあまりにも早く、突然すぎるものでした。 1989年のメジャーデビュー後から1997年の解散(2007年再結成)まで驚異的な人気を誇った伝説のバンドX JAPAN(旧名:X)。そのギタリストとして活躍していたhideさんは、1998年5月2日に亡くなりました。 X JAPANの解散からわずか1年経たずして報道されたこの事実に、多くのファンから悲しみの声が寄せられ、告別式に訪れた人の数は5万人とも言われています。 そんな彼が遺したロック史に残る名曲たちをまとめてみました。

ピンクスパイダー

出典: YouTube

オリコン・日本レコード協会の集計共に100万枚を超えるヒットとなり、“hide”としては自身初、かつ唯一のミリオンセラーシングル『ピンクスパイダー』。

間奏の女性の台詞は、声優の増山江威子さんにアニメ『ルパン三世』の峰不二子の声で頼む予定でしたが、ロサンゼルスでレコーディングしていたこともあり来てもらうことができず、hideさんがオネエ言葉で喋ったものを女性の声に加工したもの。そのため、歌詞カードには「HIDE FUJIKO」と表記されています。

ROCKET DIVE

出典: YouTube

hideさんのソロ8枚目、hide with Spread Beaver名義では記念すべき1枚目のシングルである『ROCKET DIVE』。
X JAPAN解散のショックで落ち込むファンへ向けたhideさんからのメッセージが込められているこの曲。「一刻も早くファンへ届けたかった」との言葉通り、X JAPANの最終公演「THE LAST LIVE」から1ヶ月足らずで発売されました。

hideさんの憧れのギタリストがKISSのエース・フレーリーだったことから、イントロはKISSの『ROCKET RIDE』のイントロをオマージュしています。

ever free

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hideさんの急逝直後に発売されたシングル『ever free』。彼が生前に完成させていたシングルとしては、結果的に最後の作品となったこの曲は、オリコンシングルチャートでも2作連続の1位を記録しています。

hideさんが「普遍的な自由を表現した」と語っているこの曲は、飛ぶことへの羨望と憧れが歌われています。

Beauty & Stupid

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2ndアルバム『PSYENCE』の先行シングルとして発売され、2007年5月2日にマキシシングル化された『Beauty & Stupid』。

意味は「美女と愚か者」。1996年の大晦日から使用されたhideのメインギター「イエローハート」にもこの曲の名が書かれており、ライブでは観客をステージに上げて踊るという演出がなされていました。

TELL ME

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hideのソロ4枚目のシングルであり、最初にして最後のhide with Spread Beaverによる音源となった『TELL ME』。

3月24日に発売されたこの曲は、春風が吹いているような爽やかな印象の楽曲となっており、hideさんの新たな世界観が詰まった名曲です。

DICE

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ソロ3枚目のシングルであり、ソロシングルとしては、初めてhide自身が作詞を手掛けた作品『DICE』。

イントロが始まった瞬間から人々を魅了してしまう世界観、スピード感、歌詞とhideさんのセンスが大爆発した楽曲は、誰にでも一度は聞いて欲しい曲です。

HURRY GO ROUND

出典: YouTube

hideのソロ11枚目、hide with Spread Beaver名義では4枚目のシングル『HURRY GO ROUND』。これは未発表音源を除けば事実上hideさんが最期に遺した曲です。

漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の人誅編最終話には、この楽曲のタイトルが使われています。これは作者が楽曲と物語の登場人物の心情がマッチしていると感じたからなのだとか。

MISERY

出典: YouTube

難病を患ったhideさんのファンである少女との関わりによって作られた、彼の曲の中でもとりわけポップなナンバー『MISERY』。

深いものをとことん突き抜けたような明るさで歌うこの楽曲は、その美しい歌詞と相まってファンの間でも特別な曲だと語り継がれています。


当時のファンはもちろん、今の若い人が聞いてもその心に突き刺さるような名曲を数多く作り出したhideさん。
ロックミュージシャンとしての人生を全うした彼が遺した名曲たちは、生きた証としてファンの心の中に生き続けることでしょう。

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