みのもんた&和田アキ子、ネット進出で明暗分けた”二人の違い”

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みのもんた&和田アキ子、ネット進出で明暗分けた”二人の違い”
みのもんた&和田アキ子、ネット進出で明暗分けた”二人の違い”

 今年4月にTwitterデビューするも2回目の投稿で大炎上するという「炎上最速記録」を達成してしまったタレント・みのもんた(71)。同月からテレビ朝日系のインターネット放送局「AbemaTV」で生報道番組の司会に就任し、いずれは地上波キャスター復帰を狙っているようだが、世間の反応は厳しい。特にネット上での嫌われぶりがハンパではないが、なぜここまで拒絶されているのだろうか。

■ネット進出で大炎上…和田アキ子と明暗

 みのは4月20日の熊本地震に関して「自衛隊きちんとして欲しいね。あと、過去の震災、阪神淡路、もっと遡れば関東大震災の教訓を活かせてないでしょ?」などとツイート。これに「自衛隊は必死にやっている」と批判が殺到し、みのは「激励のつもりだった」としながらも言葉足らずを認めて謝罪した。

 だが、前述のネット番組では「人を誹謗中傷することに(Twitterを)使ったらダメ」と、チクリと反撃。これにも「反省してない」などと批判が集中し、ネット上で発言するたびに反発を生んでいる。

 一方、昨年9月にツイッターを開始した和田アキ子(66)も当初は炎上が確実視されていた。ところが、絵文字満載で「初めての写メ会に今からドキドキ!雨も止むか心配…お天気になるといいなぁ」といった可愛らしい文体が「アイドルのようだ」と評判に。最近は飽きたのか投稿が減ったが、若者層からの好感度がアップしている。

 フォロワー数でも和田は開始数時間で1万人超えを達成し、今では6万人以上を抱える人気アカウントに。みのは開始から2週間経った現在でも8千人ほどで支持の低さが浮き彫りになっている。二人は「大御所」「ネットの嫌われ者」という共通点があったが、SNS進出では明暗がクッキリ分かれた。

■嫌われる最大の理由はセクハラ疑惑?

 みのは2013年に当時日本テレビ社員だった次男が窃盗未遂容疑で逮捕され、その責任をとって報道番組を降板。これに関しては「親が責任を負う必要はない」という擁護論も多かったはずだが、なぜここまで嫌われているのか。

「尾を引いているのはセクハラ疑惑。次男逮捕の前月、出演していた『朝ズバッ!』(TBS系)で吉田明世アナ(28)のお尻を触って手を払われているかのようなシーンが生放送されてしまった。みのさんは『指導の一環で腰を叩いただけ』と弁明しましたが、それを信じる人はいなかった。これがネット上での不人気を決定づけたといっていい」(芸能関係者)

 実際、みののTwitterには「セクハラじじい」「自衛隊に文句つける前に女子アナに謝罪しろ」といった書き込みが多数寄せられている。

「みのさんは、07年に同番組で共演していた北川愛里アナ(38)へのセクハラ疑惑を報じられたこともある。『ボクの愛人になったらメインキャスターにしてあげる』と詰め寄ったとされ、この被害を上司に相談した北川アナは番組をクビになった。しかも、みのさんは『彼女は情緒不安定なんじゃないか』と心無い言葉で疑惑を否定。これが吉田アナに対するセクハラ騒動と共に繰り返し拡散されている」(前出・関係者)

 中高年が立場を利用して若い女性に迫るという卑劣な振る舞いはどう考えても嫌われる。この疑惑を晴らさないままSNSに進出しても、炎上するのは当然といえそうだ。

 さすがに今は大人しくなったかと思いきや、お気に入りホステスが在籍する銀座のクラブで大暴れしたと発売中の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた。そのホステスは20代後半の美女で、みのは月に20回も同伴出勤するほど夢中。今年3月に老舗画廊の若社長がそのホステスを指名したことに立腹し、若社長を小突いたり止めに入ったクラブのオーナーに食って掛かるなど店で大立ち回りを演じたという。

「老いてなお盛ん」といえば聞こえはいいが、これではネット人気の回復や民放キャスター復帰は難しそうだ。

文・佐藤勇馬(さとう・ゆうま)
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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