もう勝手にして!「ママの突き放し言葉」にみるタイプ別子どもへの心理的悪影響 (2/3ページ)
(2)悲観視型(上記リストの「3.最低!」「4.もう最悪!」が該当)
●子どもへの影響: マイナス思考発想
最低とは、もっとも低いこと、最悪とは、もっとも悪いこと。言葉の意味から見れば、そう滅多に出会うことはないはずなのに、私たちはよくこの言葉を使ってしまいます。
心理学ではこのタイプの言葉をマイナス思考フレーズとし、避けた方がいい言葉としています。
特に育児では、子どもの発想力への影響が心配です。というのも、子どもはママの言葉から、発想の仕方を学ぶので、その点からもママがマイナス思考フレーズを連発するのはよくないのです。
(3)全否定型(上記リストの「5.悪い子なんだから」「6.いじわるな子ね」が該当)
●子どもへの影響: 自己肯定感の低下
「○○な子」は育児でよく使う言葉。○○の部分に、「優しい」「かわいい」「強い」などのポジティブな形容詞が入れば、その子を全肯定するほめ言葉になりますが、逆に、ネガティブな形容詞が入ると、その子を全否定するフレーズになってしまいます。
今の日本の子どもたちの自己肯定感の水準は、諸外国の子どもたちと比べると、著しく低いことが分かっています。自分の存在を肯定しにくい子どもたちに、「悪い子ね」と追い打ちをかけないように配慮をしていく必要があります。
■突き放し言葉を減らすコツ2つ
お伝えしてきた突き放し言葉は、ママの感情の崩れにより発生します。だから、その乱れを起こさないのがベストなのですが、感情的に叱るのがすでにクセになってしまっている場合、その場で切り替えようとしてもなかなかうまく行きません。
抑制が効かず、結局いつもと同じパターンに……ということに。おすすめは、次の2つのメントレです。
(1)客観視するクセで自制をかける
仮にそれらが自分に向けられたときのことを想像してみてください。