ビートたけし×アル北郷 ネットマガジン「お笑いKGB」特別対談(2)浅草のルーティン男 (1/2ページ)
北郷 同じ4月号からは、殿が昔から折に触れて浅草時代を語る時に登場する人物たちをイラスト付きで紹介する「浅草偉人伝」という新連載が始まりましたね。第1回では、松屋デパートの1階から4階まで大きいのを撒き散らしたという、「オペジュウ」こと「オペラのジュウゾウ」です。
たけし オペジュウな(笑)。ほんとにいたんだよ。そんなのは、いくらでもいたぞ。あと「浅草の大蔵大臣」ってのもいたんだよ。
北郷 あれですよね、毎日ストリップを観に来てた人ですよね。
たけし そう。一番前で、朝一番から最終時間まで、最終は21時半かな。21時半までポコ○ン出しっぱなしで見てるオヤジがいてよ、ずっとこうやってんだよ(笑)。
北郷 シゴいてんですよね(笑)。
たけし 長距離爆撃機みたいな。
北郷 握りしめてるんですね。
たけし 操縦かん握りしめてて、「おい、大臣今日も来てるぞ! もう操縦かん握ってるよ」って。
北郷 激しく操縦してると(笑)。
たけし 飛行時間、4万時間越えてるよ。
北郷 もう大臣だか何だかわかんないですね(笑)。
たけし 他にもよ、倒れてリハビリしてたジイさんがいたんだよ。こうやって右手2回(しびれたように振る)、こっち(左手)1回、右足2回の左足が1回までがワンセットの動きになってる、そのオヤジが毎日通るんだ。それを俺は毎日見てたんだよ。
北郷 フランス座のエレベーター前から見てたんですよね。
たけし そう。11時半頃に行くと、こうやって(先と同じしぐさ)‥‥(笑)。