矢口真里の二の舞?ベッキー復帰後に待ち受ける“不倫タレント”のレッテル

デイリーニュースオンライン

「冬空のLove Song」より
「冬空のLove Song」より

 今月9日、タレントのベッキー(32)と不倫騒動の渦中にあった、ロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音(27)が夫人と離婚したことをブログで発表した。

「ご報告」と題したブログには、「私事ではございますが、我々夫婦は話し合いの末に離婚しました事をご報告致します。これからもミュージシャンとして、1人の人間として、成長していけるように頑張ります。ファンの皆様、関係者の皆様、これからもよろしくお願いいたします」と綴っている。

■騒動は収束に向かうのか?

 事の発端は、今年1月に『週刊文春』が報じたゲス不倫報道だった。これに対して川谷は、「ベッキーさんとは、親しい友人としてお付き合いさせていただいておりましたが、既婚の身でありながら、私の軽率な行動によって、このように世間を騒がせる事態となりましたこと、深く反省いたしております」とコメント。その後、夫人とは別居し、離婚協議中であることを認めていた。

 不倫報道にもかかわらず、川谷は今回の騒動で知名度を上げ、コンサートツアーのチケットは売り切れが続いた。

 一方、ベッキーは11本ものレギュラー番組やCMを多数抱えていた売れっ子だったにも関わらず、騒動後、休業に追い込まれる事態に陥っている。天と地ほどの差がある二人の現状だが、今後、ベッキーはテレビ業界に戻って来られるのか。近しい関係者が語る。

「ベッキーは、テレビに必ず戻ってきますよ。最初のレギュラー番組だった、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS)での復帰で調整しています。これ以上、休業を続けられると、所属事務所の首が回らなくなるため、早ければ今月末。遅くとも7月の末にはテレビに復帰するはずです」

 だが、復帰というニュースに「そろそろ許してあげよう」という雰囲気はあるが、当然、「不倫女の顔は見たくない」「以前のイメージが全て覆された中でどんな顔で出て来るつもり」などの厳しい声が多いのが現状だ。

 ベッキーは、川谷元夫人への直接謝罪が実現次第、復帰すると言われているが、果たしてどんなポジションで帰って来るつもりなのか。別の関係者は語る。

■輝きを取り戻せる可能性は!?

「正直、どんなポジションやキャラになっても、厳しいことには変わりないでしょう。過去に、不倫した男性芸能人でテレビの一線に返り咲いた人はたくさんいるが、女性となると話は別。最近だと矢口真里さんが、開き直ったぶっちゃけキャラで復帰しましたが、厳しい現状はご覧の通りです。他にも、山本モナさんや、加護亜依さんなんかもそうですが、一度不倫のレッテルが貼られた女性芸能人はとても難しい」

 ただし、“他の不倫と違う”感を強く全面に出せば、もしかしたら、また活躍できる可能性があるのだとか。前出関係者が続ける。

「川谷さんに騙されていたベッキーという構図を復帰に向けて強め、悲哀を誘った上で復帰すれば他の不倫とは少しは異なるカラーで見てもらえる可能性がある。また、優等生キャラは脱ぎ捨てて、新たなキャラを模索するつもりで、『何でもやる』という心意気を持っていれば、やっていけるんじゃないかと思いますね。ベッキーさんを慕う芸能関係者は多いですし。川谷さんに負けないよう、頑張って欲しいですけどね」

 騒動勃発から4ヶ月が経ち、今年の元祖ゲス不倫騒動も徐々に収束に向かいつつあるのか。そして、ベッキーは復帰後に再び輝けるのか、注目したい。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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