USJと間違う人も...まるでテーマパークのような、大阪のすごいゴミ処理場 (2/4ページ)
「見るからに楽しそうだからしょうがない」
大阪市環境局舞洲工場(hiromitsu morimotoさん撮影,Flickrより)
ここは大阪市此花区にある「大阪市環境局舞洲工場」だ。ユニークな外観はオーストリアの芸術家、フンデルト・ヴァッサー氏(1928年~2000年)のデザインによるもの。画家であり建築家でもあるヴァッサ-氏は、自然と調和した建築をめざしていた。
この舞洲工場も、自然に配慮したつくりが特長だ。ゴミの焼却の際に出る熱で蒸気を起こし、タービンを回すことで発電している。また余った電力は大阪電力に売却しているとのこと。
ゴミピットで発生した臭気は、ゴミを燃やす燃焼用空気として使われ、臭いが外に出ることなく処理される。排ガスは、塵を取りのぞき、加熱して水分を減らした後に放出。発生した汚水もきれいにしてから放流される。