第 55 回 静岡ホビーショー 取材レポート 東京マルイ編 その 1

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第 55 回 静岡ホビーショー 取材レポート 東京マルイ編 その 1

年に一度、国内の模型メーカーが集まり行われる「静岡ホビーショー」が今年も5月15日(日)まで開催される。内外のメディアやショップの注目度の高いイベントということで、各メーカーとも様々な新製品を持ち込んでいる。本ミリブロnewsではエアソフトガン関係の出品を紹介していく。
静岡ホビーショーに毎年出展している東京マルイ。



今年はかなり力を入れて事前広報を行っていたが、それにふさわしい新製品展開である。



同社製品のドライファイアが楽しめる体験ブース。



今回の目玉として大きく取り扱われていたのは「M40A5」「KSG」そして「ガスブロ版CQB-R」の3つ。M40A5・KSGは実物展示、プロモーション動画が公開されており、その他にはバリエーションモデルなど細かい新製品が多数出品されていた。



まずは「KSG」の紹介から。Kel-Tec社のブルパップ・ポンプアクションショットガン「KSG」を再現したモデルである。ここ数年のハリウッド・アクション映画ではよく見かける銃であり、東京マルイも「ジョン・ウィック」をテーマにしたPVを公開している。



KSGのポップ。マルイKSGはポンプアクションで装弾しフロンガス圧で発射するシステム。3発発射・6発発射切り替え式で、交換式ガスタンクにより気化効率の低下に対処している。



アウターバレルはアルミ製。特徴的なチューブラーマガジンはダミーだがこのようにフェイスの迫力づくりに貢献している。



展示品にはショートフォアグリップが取り付けられていたがこれは別売り。



実物の強化樹脂っぽい質感をうまく出している。



全長は実物通りであるが重量は実物3,100グラムに対して2,500グラムほどとやや軽い。発射メカのほとんどはストック内にあるため振り回しやすく、ハンドリング性は高い。



細かい外装品はこの通り。いつもの東京マルイらしい、エアソフトガンとしてきれいな作りである。



ガスタンクと発射メカが収められたショルダーストック部分。



取り換え式ガスタンクはかなり大容量なもの。複数弾発射によって大量にガスを消費するためタンクはどうしても冷えてしまうが、複数のタンクをローテーションすることでこれに対処することができる。



実物では排莢口になっているところに、ショットシェル式マガジンを挿入する。向かって右がチェンバーに装弾される、左側はスペアシェルホルダーである。装填はややしにくい。



ストック前部のカバーを外すと3発発射・6発発射の切り替えスイッチが現れる。発売は夏頃を予定しているとのことだ。



「最近マルイはショットガンづいてますから」ということで、もう一つ気になるのがAA-12用ドラムマガジンの発売時期。



「もう本当にあとちょっとのところまで来ているんです」とのこと。生産ラインも既に確保しており、細かい調整の最終段階に入っているそう。



パッケージも既に完成していた。



「ほぼこの形で出る」というサンプルをチェック。給弾は上部のキャップを開けて行う。



ダミーシェルのならぶこちらのフタを開けると巻き上げ用バッテリーが現れる。



フタはロックを外して軽くひねるとこのように取り外せる。普段は外す必要はないそう。



収納メカニズムはこの通り引き出し式。



こちらのボタンを押してゼンマイを巻き上げる。



かなり重たいので本体のマガジンキャッチを不意に操作すると落下して破損する恐れがある。そのため専用のマガジンロックが付属する。



通常マガジンもこのように使用することが可能。



3,000発を収めたドラムマガジンはかなりズッシリとした感触。サバイバルゲームでの使用を念頭に細かいところまでよく考えて設計されているという印象をもった。かなりの数を供給できるということなので、発売が楽しみである。



Photo & Text: Chaka (@dna_chaka)Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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