ホワイトソース不使用!ヘルシーな豆乳で作る「ジャガイモのグラタン風」
主成分がデンプンで穀物としてのイメージも強いじゃがいもは、「太る野菜」として嫌厭する方も多いのでは?
実はビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含み、カロリーはご飯の約半分と、とてもヘルシーな食材。一年中お手頃な値段で手に入り、しかも腹持ちが良いから主食の代わりにもなるんです。
とはいえ、じゃがいも料理といえば、ポテサラや肉じゃが、カレーなど高カロリーなメニューばかりだし、マンネリ化しやすいですよね。
そこで今回は、北欧生まれのじゃがいものグラタン風料理「ヤンソンの誘惑」をご紹介します! ネーミングのインパクトがあるから、友達や彼に作ったら話のネタにもなって盛り上がるはず。
電子レンジ×オーブントースターで時短調理!
Photo by Otonaka Sara
スウェーデンの名物料理「ヤンソンの誘惑」とは、じゃがいもとアンチョビと生クリームをオーブンで焼いたグラタン風料理。
厳格な菜食主義者のヤンソンさんですらその誘惑に勝てず、思わず食べてしまうほどおいしい、ということからこの名前になったのだとか。
今回は生クリームを使わずに豆乳で作ることで、脂質・カロリーを大幅にカット。しかもイソフラボンや食物繊維、ミネラルを効率良く摂取することができますよ。
グラタンはオーブンで作りますが、予熱をしなくてはいけないし、焼き上がるのにも30分以上かかるので作るのに時間がかかりちょっと面倒。
でも、電子レンジとオーブントースターを活用すればわずか7分で完成と、超時間短縮ができますよ!
電子レンジで加熱することで、短時間でじゃがいもをホクホクに煮ることができ、さらにオーブントースターで焼くことで、表面はカリッと香ばしく仕上がるんです!
【材料】1人前(直径8cm×高さ5cmココット1つ分)
じゃがいも・・・中1個(約100g)
アンチョビ・・・2尾(約15g)
玉ねぎ・・・1/8個(約50g)
豆乳・・・70ml(器の8割位の量)
パン粉・・・少々
黒こしょう・・・少々
Photo by Otonaka Sara
【作り方】
1.ジャガイモを太めの千切りに、アンチョビは粗みじん切りに、玉ねぎは薄切りにします。
Photo by Otonaka Sara
2.器に玉ねぎ、アンチョビを入れて黒こしょうをかけて全体をよく和えます。
先に和えておくことで豆乳を入れたときに全体に味が絡み、アンチョビの塩みだけでも十分おいしくいただけますよ。
Photo by Otonaka Sara
3.ココット皿にジャガイモ→2→ジャガイモの順に重ね、豆乳をココット皿の8割ぐらいまで入れます。
ひたひたに入れてしまうと、電子レンジで加熱した際に豆乳が沸いて溢れてしまうので注意しましょう。
Photo by Otonaka Sara
4.パン粉を3の上にまぶして、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱し、さらにオーブントースターで5分焼いて表面にこんがり焼き目がついたらできあがり!
時短でおいしく、腹持ちが良くてしかもヘルシーなんて良いことづくしですね。じゃがいも料理のマンネリ化脱出にもぜひ役立ててみては。
(トップ画像・レシピ制作:Otonaka Sara)