梶原一騎の「御殿と遺品」危機で長男を独占直撃!(1)「帝王」の顔と「父」の顔 (2/2ページ)

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てれ隠しもあって下の名前で『あっちゃん』と呼んだら、父が一瞬で血相を変えて、『俺の女房に何て呼び方しているんだ!』と怒号が飛びました」

 梶原家では、家の玄関を利用できるのは梶原氏と妻の篤子さんだけで、子供たちは勝手口を使用。梶原氏が帰宅したら、子供たちは必ず玄関に迎えに行くなど、厳格な決まり事があった。一方で、世間的な「父親」の一面も当たり前のようにあった。

「高校生だったある日、門限を決められたことがあって、それが午後5時30分なんです。真夏で太陽も高い。遊びたい盛りなので5時半以降も普通に遊んでいました。ところが帰ってきたら、家の鍵はおろか、雨戸まで全部が閉められているんです。私が慌てていると家の中から父の気配がして、『こんな遅くに帰ってくる子は、うちの子じゃありません~』と、うれしそうな声で言うんです。世間にはダークなイメージを残して他界しましたが、家庭では優しい一面もあった。『教育』という面で手を上げて叱ることはありましたが、決して『暴力』ではなかった。父に本気で殴られていたら、私はこの場にいないでしょう(笑)」

「梶原一騎の「御殿と遺品」危機で長男を独占直撃!(1)「帝王」の顔と「父」の顔」のページです。デイリーニュースオンラインは、高森城週刊アサヒ芸能 2016年 5/19号巨人の星梶原一騎漫画エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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