​ムズムズして我慢できない! 授業中やデート中……人前で鼻をかむときのマナーとは?

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花粉症や慢性鼻炎、もしくは夏風邪など……。我慢しても我慢してもムズムズする鼻に、イライラさせられた経験はありませんか? 自分一人のときには、遠慮なく鼻をかめばOK! しかし授業中やデート中など、相手がいる場合だとついついためらってしまいますよね。今回はこんなときの正しい作法を紹介します。


不快に思う人がいることを忘れない

鼻水が垂れることは生理現象です。決して美しいものではありませんが……体質的にティッシュが手放せない人は多いものです。ムズムズした鼻をそのままにしておいてもいいことは一つもありません。鼻の状態ばかりが気になり何も手につかなくなってしまうでしょう。ティッシュで「ふーん!」と思い切り鼻をかめたら……非常にスッキリしますよね。
しかし、ここで忘れてはいけないのが周囲の人の存在です。鼻をかめば、不快な音が周囲に響き渡ることになります。「気になって仕方がない!」と思う人がいることも忘れてはいけません。

今日から実践! 正しいマナー

鼻をかみたくなったら、休憩時間を利用して化粧室でそっと行うのがベストです。この方法なら、誰も不快にさせませんし、迷惑をかけることもないでしょう。とはいえ、相手は生理現象です。いつどんなタイミングでムズムズがやってくるかは……誰にも予想できないのです。
「もう少しで授業が終わる」というときには、我慢するのもいいでしょう。しかし、どうしても無理な場合には、その場で周囲に配慮しながら鼻をかんでください。間違っても人の方を向いて鼻をかんではいけません。人のいない方向へと顔を向け、静かな音でかみましょう。

忘れてはいけない、気遣いの一言

デート中や誰かと対面で話しているときなど、人前で鼻をかむ際に、忘れてはいけないのが「気遣いの一言」です。相手の了承を得るだけで、印象は大きく変わります。
授業中など、多くの人がいるときには、「声をかけるべき相手」や「タイミング」がわからないこともあるでしょう。こんなときは、周囲の人にそっと会釈をして、コミュニケーションを図るのがおすすめです。

■最後に……ティッシュの処理も美しく!

鼻をかんだあとに、忘れてはいけないのが使用済みのティッシュの処理です。カバンの中やポケットの中にエチケット袋を用意しておき、畳んだティッシュをそっと入れるとスマートです。最後まで気を抜かないよう注意しましょう。

日本の文化では、「人前で鼻をかむのはNG」と思われがちですが、実は欧米では「かむ」よりも「すする」方がNGだとされています。授業中、ズルズルといつまでも鼻をすするのは周囲の友だちにも迷惑がかかります。マナーにのっとった方法で、気持ちよく鼻をかんだほうがいいかもしれませんね。

(ファナティック)

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