授業もバイトも恋愛も……大学生活が忙しいときに意識したい「心の余裕」の持ちかた

学生の窓口



授業もバイトも遊びも恋愛も……大学生活を充実させようといろいろ欲張っていると「あーもう忙しい!」と思ってしまうことってありますよね。忙しくなるとどうしても愚痴りたくなって、周りにその現状をストレートに伝えてしまう人も多いでしょう。しかし、その「忙しい」という言葉、軽々しく口に出すことによって、さらに自分の首を絞めているかもしれません。


■「忙しい」が口ぐせになっていない?

大学生は自由な時間が多いからこそ、予定をたくさんいれたくなりますよね。ついつい口ぐせのように「忙しい」を連呼している人はいませんか? 「あー忙しい!」と独り言で言う人もいれば、友だちに「最近マジで忙しくて……」と愚痴る人、さまざまだと思います。その「忙しい」という言葉、もしかしたらあなたをさらにせわしない気持ちにさせているかもしれません。

■「忙しい」は「こころがない」

「忙」という感じのなりたちをご存じでしょうか? この漢字は、心を表す「りっしんべん」と、「ない」という意味の「亡」という感じが組み合わされたものです。つまり「心が亡くなってしまっている状態」を指す言葉なんです。

■口に出すと頭が「忙しい」とインプットする

このような言葉を口に出すと、どういう効果があるのでしょうか。人は口に出した言葉によって、自分の状況を決定付けます。一種の自己暗示のようなものですが、「忙しい」と口にすれば、その分、頭は「今は忙しい状況なのだ」と思い、落ち着かない状態になります。

■メリハリができない

常に忙しいと思い込んでいると、その忙しい時間の隙間にふっと現れる休息の瞬間を見落としがちです。休む時間がなければON・OFFのメリハリが生まれず、作業効率も落ちてしまうでしょう。ダラダラと作業をこなすより緩急を付けて取り組むほうが、作業効率が上がり、忙しいときから解放される瞬間もより早く近づきます。

■時間の使い方を上手に

時間の使い方は、時間と仲良く付き合って行けば自然とうまくなっていくものです。いつも「これしか時間がない!」と時間に対して挑むような姿勢を取るのではなく、「今日はこれだけ時間がある!」と時間に対して肯定的な捉え方をしましょう。思い込むことが大切なのです。

忙しいときほど「忙しい!」と口に出したくなりますが、そんなときだからこそ、その言葉は封じて、忙しい中でもどこで安らげる時間を作れるか考えましょう。時間と仲良く付き合えば、作業効率も必ずアップします。キャンパスライフを充実させるのはいいことですが、「忙しい」という言葉を使いすぎないように気を付けましょうね。

(ファナティック)

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