仕事の時間は人生の3分の1!だから無視できない「3つの視点」 (2/3ページ)
では、働くことで社会的に立派な地位を確立することが、みなさんにとっては大切なことでしょうか? 「起業して経営者になりたい」など、具体的に目指したい姿はあるでしょうか?
(3)好きなこと・・・なによりも大切にしたいことは?
これは、収入や地位に関係なく、心底好きで打ち込めること。
たとえば動物が好きな人が大学を卒業し、収入のいい企業を蹴ってまで動物園に就職して働いているというようなケースもそのひとつ。
このように、なによりも優先したい、本当に好きなことがあるでしょうか?
■3つの視点で考えることが大切!
こうした3つの視点で考えると、自分にとって本当に重要なことが見えてくると著者はいいます。
たとえば著者が、東大病院で毎日のように心臓カテーテル手術を行い、患者の治療をしてきたのは、小学生のころに病気で母親を亡くしたから。そんな経験から、「医者になって多くの人の命を救いたい」と思ったことがきっかけだったのだそうです。
ところがあるとき、治療を施した患者さんがみんな元気で長生きしているわけではないことを実感したのだとか。そもそも心臓カテーテル手術を受ける人は、健康状態がよくないもの。
そこで心臓を治療するよりも、もっと前段階で、「心臓の病気にならないような健康で幸せに生きられる人を増やしたい」と思い、加圧トレーニングを取り入れた健康法を広めようと考えたというのです。
■10年後20年後をイメージする
このように、一度じっくり自分と見つめ合う機会をつくると、そこから見えてくることがあるというわけです。
いまの仕事をずっと続けた場合、続けなかった場合、10年後、20年後、定年を迎えたとき、果たしてどうなっているかをイメージしてみることが大切だということ。
著者は社会人の方から、「東大を再受験したい」という相談をよく受けるのだそうです。しかし、これもよく考える必要があると主張しています。
理由は明白で、18歳で東大を受験するのと、30歳で受験するのとでは意味合いがまったく違うから。