ポルシェ911の姿が日本から消える…そして価格が急高騰!その真相とは (2/3ページ)
ところが、その後状況が一転します。次々にヴィンテージ911が売れまくり、アッと言う間に価格が高騰。今では新車の911をはるかに凌ぐ価格で取り引きされています。
■誰が911を買っているのか?そうこうしている間に、一瞬にして国内からヴィンテージ911は姿を消していきます。では、一気にポルシェを買い漁っているいるのは誰なのか?
いまの日本人でそこまで経済的余裕があるクルマ趣味人はいません。 最初に買い付けに来ていたのはドイツ人のバイヤー。かれらが日本に目をつけたのは、日本のクルマは非常にコンディションがいいため。走行距離が少なく、多くのクルマがガレージで保管してありキレイなんです。
そして、ドイツ人が自国に911を持ち帰り、それを見たほかの欧州人が今度は日本に買い付けにくる。そうする内に、世界中からバイヤーやブローカーが集まりだしてしまった。
いまでは、韓国を除く世界中からバイヤーがくるといいます。そして、根こそぎ買い漁って持っていってしまう。 だから、いくら探してもオールドの911はなかなか出てこない。価格も上がる一方です。
■国内に残したいワケとは…どこのポルシェ専門店も頭を抱えています。日本人はすでに買いたくても買える値段ではなくなってしまったので買えない。海外からの問い合わせはジャンジャンくる。
実は、専門店としては、海外には出したくないんですね。でも、売れるんだから儲かるじゃないか!そりゃそうなんです。しかも、海外のバイヤーは言い値で買ってくれる。確実に儲かります。
しかし、日本人は並行輸入車をとてもいやがるんですね。同じクルマを海外から中古で買い付けた場合には、中古並行車となってしまう。そうすると、日本人は買わない。
つまり、1度流出してしまうと、もう日本人には受け入れられなくなる可能性が高いのです。