アメリカ版「お宝鑑定団」で鑑定士がヘタうった。高校生が美術の授業で作った水差しに「これは貴重、550万円」と言い切った (2/3ページ)

カラパイア

アルヴィンさんは、当番組のメガネをかけた熟練鑑定士のステファン氏が市場価格を発表した際に、その膨大な金額に息が止まったという。

 アルヴィンさんは水差しを購入した時の状況について「水差しはワラと土で汚れていました。鶏糞もついていたかもしれません。とにかくとても汚かったんです。でも、まるで水差しが私に「私はとても珍しいんだ。この機会を逃したらもう手に入らない。私を買うんだ」と語りかけてくるようで買わずにはいられませんでした」と語った。

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 ではなぜ一体この水差しが高校生の作ったものと判明したのだろう?

 実は製作者本人であるベッツィさんから「あの水差しは私が作った」と番組に連絡があったのだ。ベッツィさんは自分で作った似たような水差しに囲まれた自身の写真も送っている。今は馬の調教師をやっているベッツィさんは、昨年このエピソードを見た友人から「あの水差しがテレビに出てたよ」と聞いた。また、ネット上でこの放送を見た友人からも「あなたの作った風変りな水差しが凄い値段ついてたわよ」と言われたそうだ。

 『アンティーク・ロードショー』での鑑定の正確さにはしばしば疑問の声があがっている。番組のプロデューサーは鑑定士に「鑑定価格を口頭ではっきりと言い、なぜその価格なのかを説明すること」と指示を出しているため、まれにこのようなあからさまな間違いが起こる。過去に誤った鑑定価格を出した鑑定士たちは後ほど適切な市場原理のアップデートを受けているらしいが、ステファン氏の場合は規模が違った。

 作品を解説する中で、ステファン氏は少し話を盛りすぎたようだ。この商売を20年やっていることも堂々と話していた。下記がステファン氏が番組で話していた内容である。

 私もそれなりの経験がありますし、これは珍しい物ではありません。事実、出所も分かります。符号がついているものもありますよ。今でも怪奇な顔を持つ水差しは作られていますから。

 こちら側に向けると、いろんな表情が見られます。
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