寝ても寝ても眠い…。梅雨にかけて「アイスクリーム」を控えておきたい理由
「最近寝ても寝ても眠い」、「朝どうしてもベッドから出れない……」なんてことありませんか? 筆者のアーユルヴェーダサロンでは、最近このようなお悩みを抱える方が多いように感じます。
春から梅雨にかけてのこの時期は眠たくなりやすいというのを何となく感覚的に感じている方もいるかもしれませんが、では何故この時期にこんな状態になりやすいのでしょうか?
ヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者がその理由と意外な食べ物との関係性についてお伝えします。
■「春や梅雨」に眠くなるのはアーユルヴェーダでは必然
アーユルヴェーダでは、「この世界は地・水・火・風・空という5大元素で成り立っている」と考えられています。
これと同じように、人間の体質や性格も “ヴァータ(風・空)”、“ピッタ(火・水)”、“カパ(水・地)”の3つの要素により構成されていると考えられています。そして、春~梅雨にかけて共通して人間の体内に増えるものは“カパ(水・地)”です。
“カパ”が私たちの身体に増えると、身体も思考も停滞します。
例をあげると「ぽわーん」とした感じがずっと続いてしまい、何となくやる気が出なかったり、とにかく1日中眠たい、という症状に悩まされます。
冷たい雨や湿気によってもカパは増えやすくなるので、春だけでなく、これからの梅雨にかけても症状は続くかもしれません。
■子どもがアレルギーになるかも?この時期子どもが特に注意したい「アイスクリーム」
1日中眠たかったり、頭がぼーっとする状態が続くのは、忙しいママにとって致命的です。症状を改善し、すっきりした気持ちにするためには、“増えすぎているカパ”を鎮めることが必要になります。
カパは“冷”、“甘味”の要素、また乳製品によっても増えてしまいます。つまりアイスクリームなんかは、究極にカパが増える食べ物!
特に、乳幼児期はもともと年齢的に“カパ”の症状が出やすい年頃なので、春~梅雨という季節に関係なくカパの増悪症状である“アレルギー”、“アトピー”、“気管支系の症状”などを発症しやすいです。
それなのに、1年の中で最もカパが増えるこの時期に、アイスクリームなんかを毎日のように食べていると、症状はどんどん悪化します。
子どもは“アレルギー・アトピー・気管支系の症状”を悪化させないために、またママたち大人は“常に眠くてぼーっとする”という問題を改善するため、この時期は親子でアイスクリームを控えておきたいもの。
■カパを鎮める食べ物「生ハチミツ」
でも、どうしても甘いものが食べたい!とい気持ち、とても分かります……。特に初夏から、だんだんと気温が上がりますから、アイスクリームは欲しくなりがちです。
そんな時におすすめしたいのが“生ハチミツ”。
甘味はカパを増やすのですが、唯一はちみつだけは、甘いのにカパを増やさず、逆に鎮静させてくれる食べ物。
でもここで注意してほしいのは、“生”のハチミツをきちんと選んで欲しいこと。
通常売っているハチミツのほとんどは熱処理されています。
熱を通したハチミツは、アーユルヴェーダでは、体内のあらゆる管を詰まらせアーマと呼ばれる毒(老廃物のようなもの)が溜まってしまうと考えます。
非加熱の“生ハチミツ”は少々値段はしますが、身体に滋養を与え、免疫を高めてくれる素晴らしいものですので、「甘いものが食べたい!」という時にスプーン1、2杯摂取してみてください。大変満足感を得られます。
ただし、1歳未満の子どもにはハチミツは与えることができませんから、子どもに与える時期には注意をしてください。
いかがでしたか?
いくら寝てもボーッとしてすっきりしないのは、この時期に“カパ”が増えやすいからなのです。
“カパ”を増やさないために究極のカパ増加食“アイスクリーム”をまずは控えてみてください。そして、効果的に“生ハチミツ”を採り入れましょう!
子どものアレルギーやアトピー、気管支系の症状の改善のためにもオススメです。
【画像】
※ pathdoc / Repina Valeriya – Shutterstock
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガ・アーユルヴェーダ・おむつなし育児アドバイザーの分野で活動。自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。自然な生活・自然な育児をモットーに、妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。