“辛い恋”から抜け出せず本気で悩んだとき思い出して欲しいこと (2/3ページ)

恋学

新興宗教が信者を獲得するために使う手段として「世界の終末の予言」がありますが、「何月何日」とはっきり予言した場合、そしてそれが「ハズれた」と分かったとき、信者はどんな行動をとると思われますか?
「なんだよ、ハズれたじゃないか!」とがっかりして、信仰をやめるでしょうか? … 答えはNOです!

以前アメリカで行われた調査で、教祖から「○月○日大洪水によって世界が滅びるが信者のみがUFOによって救われる」といわれ信者になった人たちの例があります。
運命の日、信者たちはUFOを待つために集まりましたが、洪水もUFOも来ませんでした。ところがある信者が「我らの信仰のあつさゆえに世界が救われた!」と叫ぶと、「そうだ、そうだ!」と他の信者も同意を示し、その後は以前よりもさらに熱心な活動が行われるようになったといいます。

……このように人間には、2つの認知の間に矛盾(不協和)があると不快感を覚え、なんとかしてその不快感を解消しようとするというメカニズム…「認知的不協和理論」というものがあります。

他にも分かりやすい例として、高いお金を払って入った習い事などで、内容が見合わないと分かっても止められない等があげられます。
「予言を信じていた」「予言のために財産やエネルギーをつぎこんだ」という認知と、「予言がはずれた」という認知には矛盾がありますよね?
「高いお金を払ってスポーツクラブに入った」という認知と、「待遇がお粗末で効果も上がらない」という認知の間にも矛盾があります。

こういった矛盾した2つの事実があると、人間は片方の認知を自分の都合のいいようにすり替えてしまうんです。
実際には予言ははずれ、駄目なクラブなのに、「予言がはずれたわけじゃない」、「まだ効果が出てないだけ」とすり替えることによって不快さを解消しようとします。

「失敗」を認められれば、辛い恋から抜け出せる

もうお分かりですよね?
認知的不協和理論は「辛い恋から抜け出せない」という人にあてはめることができます。

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