人生の冒険家 Bodhi Kenyon (ボーディ ケニオン) #2 曲が天から降ってくる (1/2ページ)
ボーディさんの名前をググると、歌っている映像がたくさんYouTubeにアップされている。彼は日本で長い間、ミュージシャンとして活動してきた。
「小さい頃はロックスターになりたかった。けどギターはうまくないし、曲も作れないから諦めていたんだ」
きっかけは、ボーディさんの義兄が突然この世からいなくなってしまったこと。大好きな義兄で、その死は大きな衝撃だった。その2週間後、ロスアンジェルスで駐車中の車からラジオとステレオを盗まれてしまい、帰り道はたったひとり、静寂の中をドライブすることになった。
「すると、急に音楽が鳴り出したんです、僕の身体の中で。家に戻って大急ぎで書き留めて、それが僕の初めての曲です。それ以来、どんどん曲が作れるようになった。天から降りてくるってよく言いますけど、まさしくそんな感じ。ステレオを盗まれたのは、僕に曲を書かせるための天の恵みだったのだと思います」
バンドを結成して、音楽活動を開始。渡米中だったB‘zの松本さんと偶然知り合い、一緒にライブをしたこともあったとか。そんな日々を送るうち、ボーディさんはひらめいた。〝大好きな日本でミュージシャンとして活動しよう!〟と。
1970年アメリカ・ミシガン州生まれ。
デトロイト近郊のフラットロックで育つ。
幼少期よりエルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズなどの音楽に親しみ、13歳でギターを始める。
高校卒業後、当時日本に滞在中だった兄を頼り来日し、一年半を過ごす。
1990年、兄が亡くなり、その直後に初めての曲を制作する。
その後、25歳でバンド "Enyon's Mound"を結成し、サンディエゴにて活動。
Police/Sting, U2, The Doors等の影響を強く受ける。
2001年に再来日を果たし、東京、札幌、大阪など国内各所で音楽活動を行う。
現在は自らが設立した"GRIT GYM"でトレーナーをつとめる。