天候に左右されず、短時間で故障箇所が特定できるソーラーパネル点検装置「ソラメンテ」のメンテナンス性が発電所現場で受け入れられ、中部電気保安協会の全営業所で採用に (2/4ページ)

バリュープレス



太陽光発電所の故障パネル診断は従来、IV測定器やサーモカメラを使うことが主流でしたが、日照を発電に利用する太陽光発電所の点検は、天候変化による発電出力の揺らぎなどの影響で、ソーラーパネルの故障を現場で区別・判断することが電気の専門家でも難しいとされていました。

「ソラメンテ」は、直列に接続されている複数枚の太陽光パネル(ストリング)のインピーダンス(抵抗値)を測定し、その中から故障パネルを短時間で特定します。この技術を搭載したソラメンテシリーズは、販売開始よりメガソーラーの保守メンテナンス会社を中心に、800台以上の導入実績があります。

ソーラーパネル点検装置「ソラメンテ」は、メガソーラー発電事業者、関連施工会社や保守メンテナンス会社の点検需要に応える製品です。産業用太陽光発電所は 20年間にわたり、発電量維持管理が必要であり、発電事業者は発電所の保守管理体制の整備を急いでいます。

そのような背景のもと、「ソラメンテ」は2016年度には年間 1,000台以上の販売を見込んでおり、メガソーラー発電所を新エネ事業として数多く運用している大手商社や金融各社とも、「ソラメンテ」を全国配備する商談を進めています。

■ 「ソラメンテ」受注の背景

2012年7月に再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT法)がスタートしてから 4年、再生可能エネルギーの導入促進のために高く設定された 20年間にわたる固定買取価格の権利を求めて、エネルギー関連企業だけでなくさまざまな業界から太陽光発電への新規参入がありました。

2016年4月現在、国内では約20ギガワット以上の太陽光発電所が稼動しており、認定済み未稼働の発電所を含めると実に80ギガワットが稼動しようとしています。(※2)

太陽光バブルと言われるほど普及した産業用太陽光発電所は、その施工会社、パネルメーカーによっては大きく品質に差があり、稼動後の施工不良やパネル不良などで問題を抱えている発電所も少なくありません。

また、資源エネルギー庁では、20年間の買取期間中は導入初期に期待される性能を維持できるメンテナンス体制を確保することを設備認定の条件としています(※3)。
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