希望と不安を抱えて島から旅立つ1人の高校生と、それを応援する家族と仲間に密着したたくさんの「がんばれ!」と「ありがとう!」が詰まったドキュメンタリームービー。 (3/4ページ)
「家族や友人によるイノセントなメッセージは、見る人を元気に前向きにする力がある」をテーマに、アナログながらも心のこもったメッセージのリレーを追いました。
舞台となったのは長崎県にある離島「壱岐島(いきのしま)」。大学や専門学校のないこの島では、卒業生のほとんどが島を旅立っていきます。フェリーから 手を振り、たくさんの家族や友人に見送られるその姿は、胸を打つものがあります。「いつか島に戻ってきて島のために働きたい」と多くの高校生が口にするほ ど、家族や友人のつながりが強く、まるで1つの「大きな家族」のような島。
このドキュメンタリームービーは、壱岐島で生まれ育ち、進学のために島を離れることになったひとりの高校生と、その家族と友人が感謝やエールを伝えあった18日間の記録です。
◆ ドキュメンタリーのストーリーとみどころ
主人公は、壱岐高校3年生の大久保和真くん。優しい性格の彼は、いつも自分より他人を優先してしまいます。「大学で農業を勉強して、島に戻って早くお母 さんを楽させたい」。毎日遅くまで農業を営むお母さんを助けるために、夢だった調理関係の学校から農業大学への進路変更を決めた和真くん。お母さんはそん な優しい彼の思いがうれしい反面、自分の本当の気持ちを抑えて我慢しているんじゃないかと少し心配でした。その思いは所属していた陸上部の仲間も同じ。い つも友人のことを一番に考えてくれる和真くんに、今までの感謝とこれからのエールを伝えたい。そこで陸上部の仲間が中心となってサプライズを計画しまし た。
部活の仲間、家族、親戚、クラスメイト、後輩。島で和真くんと一緒に暮らした人たちが作った、思いのこもった手作りのプレゼント。それをオロナミンC の「特製メッセージボトル」に詰めて、陸上部の仲間がリレーで本人に届けるというサプライズです。
みんなで過ごす、最後の夜。お別れパーティで「特製メッセージボトル」を渡され、突然のサプライズに驚く和真くん。みんなからのエールが詰まったプレゼントひとつひとつを大事そうに手に取ります。その姿を、優しく見つめるお母さんの姿はとても印象的です。
そしていよいよ旅立ちの日。遠くから駆けつけてくれた親戚、旗を振って送り出してくれる先生や校歌を歌ってくれる後輩。