水嶋ヒロ、小林幸子…「独立した芸能人たち」の復活秘話! (2/2ページ)

日刊大衆

田原と事務所の関係は独立前からこじれていたようで、1994年2月の長女出産会見での「何事も隠密にやりたかったんだけど、僕くらいにビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね」という発言が「傲慢な態度で記者の質問に答えない」というニュアンスで報道された時も、事務所からのフォローはなにもなかった。独立後はジャニーズ事務所の後輩たちとの共演はNGになったとされていて、アイドルとして干されていた状態だったが、古くからのファンに支えられ、コンサートツアーやディナーショーを全国各地で開催。地道な芸能活動を辛抱強く続けていたことから、再びマスコミの注目を集めるようになり、現在は俳優や司会者としても活躍している。

 紅白歌合戦の豪華な衣装が毎年話題になっていた、演歌歌手の小林幸子(62)は2012年に所属レコード会社から新曲リリースを無期限延期されたため、独立して自主レーベルを設立。自主製作で新曲をリリースし、ブレイク前のような地道なキャンペーン廻りをしていた。この独立騒動は同年3月、小林の個人事務所「幸子プロモーション」の女性社長と専務を解雇したことが事の発端。「解雇の原因は小林の夫と社長らの確執」で「恩ある事務所を裏切った」などと報道され、その結果、紅白歌合戦の連続出場は途切れてしまった。レーベルを設立したものの、イメージが悪化した小林に曲を提供してくれる作家はいなかったのだが、窮地に立たされた小林に手を差し伸べてくれたのは、彼女が「兄ぃ」「さだ兄」と慕う、シンガーソングライターのさだまさし(64)だった。事情を聞いたさだは、たった一晩で作詞、作曲をしたそうだ。

 これまでにも多くのトラブルが起きてきた、所属事務所からの独立。さまざまな立場の人たちの事情が絡むだけに、いざするときには、なるべく円満に行うことが必要なようだ。

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