【プロ野球】過去にはチーム迷走も?西武の”限定ユニフォーム戦”の行方 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■幸せの黄色いユニフォーム、とはならず

 昨年は2012年のように配布するスタイルに戻し、黄色い記念ユニフォームをプレゼント。西武鉄道には古くから真っ黄色の電車が走っており、この時はファンに馴染みのあるモチーフを採用した。

 しかし、これがクセモノだったのである。

 配布日を含めた7月25、26日の日本ハム戦、7月31日~8月2日のソフトバンク戦で6連敗。この敗戦を含めて、西武は球団ワーストを更新する13連敗をやらかし、記念ユニフォームが見事なまでに記録の片棒を担いでしまった。

 あまり気が進まないが、念のためモデルとなった牧田和久と高橋朋己の成績を振り返っておこう。牧田は着用2試合目で日本ハム相手に6失点とコテンパンにやられ、高橋に至っても登板した4試合中3試合連続で失点するなど、ものの見事に負の連鎖に巻き込まれていた。

 改めて振り返ると、秋山翔吾が安打日本記録を更新したとは思えない黒歴史なシーズンである。

■落ちるところまで落ちた。あとは上がるだけ!

 このように西武は、年々配布ユニフォームシリーズの成績が悪くなっているのだ。筆者が冒頭で、「散々」と書いたが、本当に散々な成績であることがわかっただろう。

 昨年があまりにもひどかったため、さすがに底は打ったはず。あとはここから配布シリーズの成績をV字回復させていってほしい。

 それができれば、まだまだAクラスも狙える。ファンは心からそう信じている。

文=森田真悟(もりた・しんご)

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