つい買い足してしまう体臭予防アイテム…実はスプレー1本で予防できる!?

ANGIE

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夏前になると買い足す制汗アイテム。スプレーにシート、ロールオンタイプなど、シュチュエーションに応じて使い分けるのは、けっこうお金がかかりますよね。


そんな人に朗報! ミョウバンを使った手作りのスプレーでも制汗・消臭ができるんです。通勤電車や外回りなど、ふとしたときに気になる自分の汗のニオイは、お金をかけずに予防・ケアしちゃいましょう!


ミョウバンってなに?
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ミョウバンはカリウムや鉄、アルミニウムなどの金属が結晶化したもので、食品添加物として使われています。

殺菌・収れん作用で汗をおさえたり、消臭したりとニオイケアの効果もあるので、古くは古代ローマ時代から制汗剤として使われていたそう! 世界で最も古いデオドラント剤でもあるんです。

そんな歴史あるミョウバンには水分が含まれている「生ミョウバン」と、乾燥している「焼ミョウバン」があり、制汗・消臭アイテムとしてはどちらを使ってもOK。生ミョウバンを加熱・脱水したものが焼ミョウバンで、スーパーでの取り扱いは焼ミョウバンが多いようです。また、価格は100円程でお手頃ですよ!


ミョウバン水でスプレーをつくってみた!
外回りなど、汗をかきやすい環境にいる人にもおすすめの「ミョウバン水」を使った制汗・消臭スプレーを実際につくってみました!
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(材料)

ミョウバン(生・焼どちらでも可能)・・・1g

水道水・・・300ml

350mlの空のペットボトル



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1. ミョウバンと水道水をペットボトルにいれます。

じょうごを使うか、いらない紙をまるめて先端をペットボトルの口に入れてからミョウバンをいれると、いれやすいですよ。



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2. ペットボトルをよくふります(この時点ではほぼ混ざりません)。



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3. 一晩おいておくと、ミョウバンが溶けて水が透明になります。

これでミョウバン水の完成です! 早く溶かしたいときは半量をお湯にするといいでしょう。



ミョウバンは水に溶けると酸性になります。これが汗のにおいの原因となる雑菌の繁殖をおさえてくれるのだそう。また汗のにおいの元とミョウバンに含まれる金属類が反応することで、消臭効果も!

ミョウバン水のミョウバンと水の割合は1:300。少量のミョウバンでかなりの量ができるので、ミョウバン水のコスパは絶大です。


スプレーをつくるときの注意点
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ミョウバン水をつくるときには、注意点がいくつかあります。


必ず水道水を使う
ミネラルウォーターや精製水には塩素がないので腐敗が早まります。水は水道水を使いましょう。


冷蔵保存で1~2週間程度で使い切る
ミョウバン水は持ち歩くとき以外は冷蔵庫にいれ、1~2週間で使い切りましょう。


汗をかきやすい場所以外はつけない
ミョウバンの収れん作用は発汗作用を必要以上に抑制してしまうことがあります。自然な体温調整の妨げになるので、ワキや、胸、頭皮など特に汗が気になる場所以外にはつけないようにしましょう。


スプレーを使って一日過ごしてみた!
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持ち歩き用の小さなスプレー容器にミョウバン水をいれ、脇、足の指の間、耳周り、頭頂部の頭皮にスプレーして一日を過ごしてみました。

最高気温26℃を記録した日差しの強い一日でしたが、ほぼニオっていない! 私は人より汗っかきで、頭皮は夕方になるとポテトフライのような脂ぎったニオイがすることも……(お恥ずかしい)。でもスプレーをした日はそのニオイがしなかったのです! 頭皮のニオイまではどうしてもケアができないと思っていたので、とても驚きました。

脇、足のニオイも人に気づかれない程度にまでおさえ込むことができました。ミョウバン水はデオドランド剤として、高い効果があることを実感した一日でした。

お金をかけずにここまで強力に制汗・消臭できるアイテムが他に見当たらない……! ぜひ試してみてくださいね。

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