マーベル最新作『デッドプール』はすごくすごく人生ポジティブなきもちになれる映画!!極力ネタバレなしレビュー (2/5ページ)
映画の製作者たちはこうした「だからデッドプールは愛される」というツボをキチンとわかっていて、一つ間違えればスプラッタ・コメディにしかなりえないこの素材を本当にうまく映画にしてくれました。

生きていればいろいろなことがあるしピンチに追い込まれることもある、でもこのデッドプールのように軽口飛ばしながら立ち向かっていけば道はひらけるかもしれない。
デッドプールが使う、観客や読者に語り掛ける"第四の壁"という能力は、きっとどこかで自分のことを見てくれていて応援してくれる存在を感じるパワーでもあるし、自分の事をふと客観視して気持ちを切り替えていくスキルなのかもしれないのです。バットマンやキャプテン・アメリカみたいな人生は大変だけれど(笑)、デッドプール的に生きると毎日が乗り切れる気がする。そういう素敵な映画でした!
今年はアメコミ映画の当たり年ですが、2008年、リーマン・ショックで企業の倫理が問われオバマ大統領というNEWヒーローが登場した年に、「アイアンマン」と「ダークナイト」という2人の社長ヒーローが登場。その後のヒーロー映画のあり方を大きく変えました。今年は2016年。またまたアメリカ大統領選挙の年であり、また世界や人々の価値観が変わって来そうな年に、常識はずれのポジティブ・ヒーロー デッドプールがスクリーンに現れました!デップーはこれからのヒーロー映画やヒーローのあり方に大きな影響を与えていくのかもしれませんね!

さてこの映画、いろいろなトリビア・ネタが隠されていますが、ちょっと見逃しやすい2つのネタをご紹介。