巻き爪で思わぬ病気に!? 「爪の正しい切り方」教えます! (2/3ページ)
患部が痛むと、肉と爪の間に爪切りを差し込むようにして切っているのだが、これは、巻き爪を悪化させる原因だというのだ。「痛いから肉に食い込んだ爪の部分を切る。切ると、さらに爪が丸く巻いて肉に食い込むという悪循環になるんです」(同)
爪の両側を深く切らないようにして、爪の先が指先に沿うような形にする。この切り方を「スクエア・オフ」と呼ぶのだが、これが最も巻き爪になりにくい、正しい切り方なのだ。深爪をしない。爪の両端を切りすぎない。最低これだけは守ってほしいのだが、これに加えて、爪を切るときに注意してほしい点があるという。それが、以下の3つだ。
(1)爪を切るときは、なるべく風呂上がりなど、爪に水分が多いときにする。
爪が乾いていて硬い状態のときに切ると、変なところにヒビが入るからだ。「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信があるが、昔は明かりが暗く、爪を切るときに指先を傷つけないように、夜間の爪切りを戒める言い伝えのようだが、照明が十分な現代では、むしろ夜の風呂上がりに切ったほうが爪を傷つけないと言えるだろう。
(2)爪の中央からでなく、端から切り、細かく何回も分けて少しずつ切る。
爪は年とともに厚く硬くなっていく。このため、余計な力をかけすぎると、爪が割れてしまうのだ。端っこから、細かく小刻みに切ることで、割れを防ぐことができる。
(3)爪を切った後はやすりをかける。
仕上げの細かい部分は、通常の爪切りを使うと、どうしても切りすぎてしまう。やすりは何回もかける必要はないが、「スクエア・オフ」に切るときは、尖った爪の両角をやすりできちんと擦ると、うまく仕上がる。
やすりの話が出たところで、爪を切る道具についても少し触れておこう。巻き爪は特に足の親指にできるケースが多いが、足の爪は手の爪より厚く硬いので、一般の爪切りより、爪切り用のニッパーを使ったほうが切りやすい。これなら爪への衝撃が少ないので、分厚い爪でも割れにくいといわれている。もちろん、前述の注意点に留意して使ってほしい。
これで巻き爪ともサヨナラ、と言いたいところだが、爪の切り方以外にも、巻き爪になる原因はあるという。