媚び売る指原が許せない?渡辺麻友を卒業に走らせた“運営不信” (2/2ページ)
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■「私の好きなAKBではなくなった」涙の直訴事件
渡辺の指原に対する嫌悪感は、決してプロレスなどではなく“ガチ”のものとは、運営関係者の間では共通認識らしい。
「昨年の選挙終了後、渡辺は親しい運営スタッフに『スキャンダルを起こしたメンバーが幅を利かせるのはおかしい』『私の好きだったAKBはなくなってしまった』と、涙ながらに話していました。このまま指原をのさばらせておくのであれば、自分がAKBを辞めるという意思に他なりません。卒業説が加速したのも、すべては渡辺自身がグループに愛情を持てなくなってしまったことから」(前出・関係者)
スキャンダルもなく正統派路線で総選挙上位をキープし、握手会人気も抜群の渡辺。それだけに、運営側としては大切な逸材であることは事実だ。しかし、ルールから逸脱した指原が今回の総選挙でもトップを取れば、それこそ渡辺の心が完全に折れてしまうことは自明の理。果たして渡辺は、いつまでAKBメンバーとして活動を続けることができるのか。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。