内科医に聞く。怒ると血圧が上がるのは本当? (2/3ページ)

マイナビウーマン

■ジョギング中、熱い風呂、運転中も血圧は上がっている

ジョギングや筋トレなど、運動をしているときも同じ状況にあるのでしょうか。田医師は、こう続けます。

「運動中は攻撃モードであり、また、全身に血液を送り込む必要がありますから、交感神経が優位に働いて、血圧が高い状態が続きます。 また、42度以上の熱い風呂にドボンとつかる、サウナに入る、その後水風呂に入ると、血管が収縮して血圧が上がります。体が急に熱くなったり冷たくなったりすると、交感神経が優位になるとイメージしてください。

一方で、40度以下のぬるめのお湯にゆったりつかると、血管が拡張して血圧は下がり、副交感神経が働くことになります」

車の運転中にも、渋滞や道路状況の影響でイラッとすることが多いのですが、その理屈ですと、やはり血圧は上がっているのでしょうか。

「運転中は眠ってはいけないときなので、たとえ日常のことであっても、実は、かなり神経が高ぶっている状態であり、血圧は上昇しています。運転中に限らず、何かヒヤッとすることがあれば、血圧は瞬間的に上がると自覚してください」と田医師。

■怒りは健康に悪影響を与える

怒りが続くと、体調に関わることはあるのでしょうか。

「怒りやストレスがあると、夜も交感神経が優位に立って血圧が高いままになり、熟睡できない、何時間も寝つけない、すぐに目が覚める、朝早くに目覚めるなど、睡眠障害と呼ばれる症状が現れます。これが1週間以上続くと、何かしらの不調が出ることがあるかもしれません。

また、血圧が高い体質になると、健康な同年代の人と比べて年齢とともに血管が硬くなり、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞をまねきやすくなります」(田医師)

医学的に、「あまり怒ったりイライラしないほうが健康によい」と言えるのでしょうか。田医師は、こうアドバイスをします。

「そう言えます。夕方以降、副交感神経が優位になり夜は熟睡できて、翌朝目覚めると交感神経が働いて活動をはじめることが健康な状態です。

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