​中華料理を食べるときに知っておきたい! 回転卓のあるお店での正しいマナー

学生の窓口

大学生のみなさんは、中華料理は好きですか? 今日のランチは大学近くの「中華料理」、なんて日がある人も少なくないのでは。学生にやさしい庶民的なお店から高級中華料理まで……さまざまなランクのお店がありますね。今回は中華料理店の中でも、回転卓のあるお店のマナーを紹介します。台湾、香港に旅行した際にも役に立つかもしれません!

■中華料理のマナーの根っこ「親しい人との楽しい食事」

中華料理では、親しい人たちとの楽しい食事を大切なものととらえています。そのため、一緒のテーブルに座った人たちが楽しく食事ができるように、お互いに配慮をするという文化があります。西洋料理と比べて堅苦しいマナーはありませんが、他の高級料理では出くわさないような回転卓、大皿料理などが登場するため、あらかじめ知っておかないと食事の場がぎくしゃくするかもしれません。最低限のマナーはおさえておきましょう。もちろん、楽しい食事をするためのマナーなので、マナー違反の人を目ざとく注意するなんてことはもってのほかです。

■回転卓のマナー

回転卓では、中心の回転する卓上に大皿料理が並べられることになります。前菜、メイン、デザートという流れになりますが、どれも主賓から順に自分の分だけを取り皿に取り分けていきます。食べたい料理が遠くにあっても、誰か他の人が取り分けている最中や、まだ全員に行き渡っていないのにおかわりをするのはやめましょう。自分が取り分ける番になったら、席に座ったまま取り分けます。人の分まで取り分ける必要はなく、食べきれる量だけを取りましょう。

回転卓には、全員で共有するものだけをのせます。飲み終わったビール瓶や取り皿などを置いておく場所ではありません。不要になったものはすぐに下げてもらいましょう。また、回すスピードが速いと食器と当たってしまったり、調味料のビンが倒れてしまったりするかもしれません。落ち着いて回すようにしましょう。

■取り皿のマナー

中華料理のもう一つの特色は取り皿です。取り皿は料理ごとに使い分け、同じ皿に別の料理を続けて盛らないようにしましょう。味が混ざってしまって格好がよくありません。和食との大きな違いとして、取り皿は持ち上げずに食べます。箸は右手だけでもってかまいませんが、左手で取り皿を持ち上げるのはマナー違反となります。土地が変わればマナーも変わるものなので、その場のマナーを知ろうという気持ちが大切です。

きびしいマナーらしいマナーはあまりない中華料理ですが、一緒にいる人たちと楽しい食事をとるということを忘れずに、配慮しながら楽しみましょう。大学生のみなさんも、ぜひ中華料理を食べるときは参考にしてみてくださいね。

文・ファナティック

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