多い? 少ない? 家事を手伝っている実家暮らし大学生は◯割!

学生の窓口

家事というのは毎日のことで、担当している人は褒められもせず、黙々とこなしているものでしょう。そんな中、誰かが手伝ってくれたら、うれしいはず。そんな家事のお手伝い、普段からできていますか? 今回は、大学生のみなさんに、家事手伝いについてアンケート調査を行いました。現役の学生がどのように家事を手伝っているのか、興味深いデータが出ましたよ。

Q.実家暮らしの方、普段家の家事を手伝っていますか?

「はい」……60.8%
「いいえ」……39.2%

Q.実際に手伝っている家事を教えてください。

1位 「風呂をわかす」……26人(14.6%)
2位 「部屋の掃除」……24人(13.5%)
3位 「夕食を作る」……20人(11.2%)
4位 「ご飯を炊く」……14人(7.9%)
同率4位 「洗濯物をたたむ」……14人(7.9%)
6位 「洗濯物を干す」……13人(7.3%)
7位 「洗濯機を回す」……10人(5.6%)
同率7位 「ゴミ捨て」……10人(5.6%)
同率7位 「朝食を作る」……10人(5.6%)
※10位以下省略

実家暮らし学生の約6割が、なんらかの家事手伝いをしているようです。お手伝いの内容は、お風呂から掃除、炊事、洗濯物に至るまで、さまざまな分野にわたっています。こうしたお手伝い、いったい本人はどのように思っているのでしょうか。家事手伝いをする理由を聞いてみましょう。

<「家事を手伝っている」理由>

■親から「やりなさい」と言われて

・小さいころから、親に頼まれて掃除をやっている(男性/21歳/大学4年生)
・母が手伝わないと怒るから(女性/19歳/大学2年生)
・母が忙しいと機嫌が悪くなるから(女性/21歳/大学4年生)

最もシンプルな理由が、親に言われるからというものです。きっかけは何であれ、家事を手伝うことは立派なことですよね。

■できることは自分でしなきゃ

・できないことは別だが、できる以上ある程度仕事を分担するのは当然(男性/20歳/大学3年生)
・子どもではないし、自分の家でできることはやりたいから(女性/21歳/大学4年生)

大学生ともなると、親に養ってもらっているという気持ちが大きくなってくるようです。そのためか、できる家事は自分でするという意識が身についているようですね。

■親を楽にしてあげたい

・共働きで大変そうだから(女性/19歳/短大・専門学校生)
・できるだけ母親に負担をかけたくないから(男性/21歳/大学3年生)
・母親が大変そうなので自分がやらなければと思った(女性/22歳/大学4年生)

家事を一度でも体験すると、その毎日の大変さが身にしみてわかるようになります。また、親の様子をよく観察してきた人は、家事をしてあげることで負担を減らしてあげようと考えるようになるようです。

<「家事を手伝っていない」理由>

■家で手伝いをする時間がない

・朝早く、夜遅くに帰ってくるから(男性/20歳/短大・専門学校生)
・勉学に励んでいるし、通学往復4時間であるから(女性/21歳/大学4年生)

家事手伝いをするヒマがない学生も多いようです。実際、学生として打ちこんでいる何かがある場合、家のことまで考えている時間の余裕も心の引っかかりもないかもしれません。

■親に甘えさせてもらっている

・できるけど、それは母に任せている(男性/19歳/大学1年生)
・甘やかされて育ってきたから(女性/18歳/大学1年生)

手伝いをしていないという自覚がある学生もいるようで、それでも実家にいるうちは甘えさせてもらうという考え方のようです。そこには、親自身の考え方も影響しているでしょう。

いかがでしょうか。案外多くの学生が、家事の手伝いをしていることがわかりましたね。お手伝いをしている人もしていない人も、それなりの考えがあって家ですごしているようです。

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年5月16日~2016年5月17日
調査人数:大学生男女403人(男性201人、女性202人)

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