【プロ野球】背中で仲間を引っ張る12球団”キャプテン”ランキング (2/2ページ)
★★:もう一声!
嶋基宏(楽天)
37試合/打率.286/1本塁打/11打点/2盗塁
大野奨太(日本ハム)
36試合/打率.250/2本塁打/11打点/0盗塁
本来であれば嶋は、大活躍か活躍に入れたいところ。しかし、5月19日の試合でファウルチップを受け、左手豆状骨と左手三角骨亀裂骨折の重症。復帰はオールスター明けになる見込みで、残念ながらキャプテン唯一の長期離脱者になってしまった。
今季からキャプテンに就任した大野ももう一声。今季は出番的に市川友也に押されつつある。それでも打率は自身の過去成績と比較すれば、かなり頑張っている印象。しかし、日本ハムの選手たちが「チーム内で恋愛相談をするなら」というアンケートで断トツのナンバーワンに輝いた男。成績だけでは測りきれない部分もある。
★:がんばりましょう
鳥谷敬(阪神)
53試合/打率.241/4本塁打/23打点/4盗塁
金本知憲新体制においてキーマンに指名され、「鳥谷が変わらなければ、チームは変わらない。もっとやれる」とゲキを受けたはずだったのだが……。スランプを抜けたと思いきや、またスランプに入る悪循環。それでもしぶとく四球で塁に出て、打点もじんわりと稼いでいるのはさすが。
しかし、金本監督やファンの想像とは少々かけ離れているのでは? どこか大人しい印象は変わっていない。守備面も含めて巻き返しに期待。
文=落合初春(おちあい・もとはる)