少子化問題は日本だけじゃなかった?! 世界の2100年までに人口が増える国・減る国 (2/2ページ)
同資料の「第3節世界の労働市場」によると、世界の生産年齢人口(15~64歳)は2010年には約45億人、2100年には約60億人に上ることが見込まれています。この内訳としては2010年で最も多いのがアジアで約28億人、アフリカで約6億人となっています。
これが2100年になると生産年齢人口におけるアジアのシェアは縮小、アフリカのシェアはアジアに続く勢いで増加する見込みとなっています。また同資料によると、アフリカをのぞく地域では2015~25年頃から生産年齢人口の低下、生産年齢人口が年少者と高齢者人口をどのくらい支えているかをしめす従属人口指数が上昇する傾向にあるようです。
将来的に労働人口の豊かさによるメリットを享受できるのは、現在のところ世界ではアフリカが最もその可能性が高いとして注目を集めています。また労働力が今後不足してくる地域では、生産力の向上を含め、外国人労働力の受け入れも検討せざるを得なくなってくることが予想されています。
もはや日本だけの問題ではない少子化。これからの社会は大学生のみなさんのような若い世代が支えていくことになります。身近な自分の国の問題としてとらえつつ、あわせて世界がこの流れにどう対処していこうとしているのかにも注目していきましょう。
文・ファナティック