​少子化問題は日本だけじゃなかった?! 世界の2100年までに人口が増える国・減る国

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大学生のみなさんも高校生のとき社会科の授業で習ったかと思いますが、日本は現在、深刻な少子化の問題を抱えています。今後日本はいったいどのくらいの人口をキープでき、さらに世界ではどの程度の人口を保有する国となるのでしょうか。今回は日本、そして世界の人口が今後どう変化していくのかご紹介します。

■日本とは裏腹、世界では人口がさらに増加する!?

総務省統計局が発表している「世界の統計2015」の「世界人口の推移(1950~2050年)」によると、2015年の日本の推計人口は約1億2,659万人。世界の推計人口は73億2,500万人です。この世界の推計人口の内訳として、一番人口が多い地域はアジアで43億8,500万人、ついでアフリカが11億6,600万人という内訳でした。

同資料によると、これが現在から35年後の2050年になると世界の推計人口は95億5,100万人までふくらみ、アジア地域の推計人口は51億6,400万人に、アフリカでは23億9,300万人までふくらむことが予想されています。

一方日本はというと、2050年には9,707万人にまで人口が減少されることが考えられています。ちなみに世界で人口の減少が予想されている他の地域にはヨーロッパがあり、2015年現在の推計人口は7億4,300万人ですが、2050年には7億900万人に減少すると考えられています。また地域に限らず開発途上国ではおおむね人口が増加、先進国ではおおむね人口が減少することが予想されています。

■生産年齢人口が2100年にまで増加傾向を示すのはアフリカ?

先進国の人口減少・発展途上国の人口増加をふまえ、今後労働市場がどうなっていくのか予想している資料もあります。それが内閣府による平成23年「世界経済の潮流」です。同資料の「第3節世界の労働市場」によると、世界の生産年齢人口(15~64歳)は2010年には約45億人、2100年には約60億人に上ることが見込まれています。この内訳としては2010年で最も多いのがアジアで約28億人、アフリカで約6億人となっています。

これが2100年になると生産年齢人口におけるアジアのシェアは縮小、アフリカのシェアはアジアに続く勢いで増加する見込みとなっています。また同資料によると、アフリカをのぞく地域では2015~25年頃から生産年齢人口の低下、生産年齢人口が年少者と高齢者人口をどのくらい支えているかをしめす従属人口指数が上昇する傾向にあるようです。

将来的に労働人口の豊かさによるメリットを享受できるのは、現在のところ世界ではアフリカが最もその可能性が高いとして注目を集めています。また労働力が今後不足してくる地域では、生産力の向上を含め、外国人労働力の受け入れも検討せざるを得なくなってくることが予想されています。

もはや日本だけの問題ではない少子化。これからの社会は大学生のみなさんのような若い世代が支えていくことになります。身近な自分の国の問題としてとらえつつ、あわせて世界がこの流れにどう対処していこうとしているのかにも注目していきましょう。

文・ファナティック

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