丁寧すぎもNG?! バイトの報告やゼミ発表をわかりやすく伝えるためのポイント3つ

大学生のみなさんは、忙しいときに話しかけられて、相手の話が長くてイライラしてしまった経験はありませんか? 「だからなに!?」と言いたくなってしまいますよね。でも知らない間にあなたもやってしまっているかもしれません。そうならないために、焦ったときこそどんな風に説明すれば理解されやすいか、話し方のコツを改めて確認しておきましょう。
■まずはここから→「短く話す」
話し下手な人に共通しているのが、話が長いということです。本人は正確に伝えようという意識が高いため、時系列にそって長々と話してしまうのです。しかし相手に理解してもらうためには、話は短く、一文も短くしたほうが、すぐに理解してもらえます。
短く話すということは、話す内容に優先順位をつけるということ。なんのために相手に話をするのか、それを考えればおのずと決まってきます。たとえばバイト先の備品を発注し忘れて、プリンターのインクが切れてしまったとします。店長に意見を聞きたい場合に、どちらの説明の方がわかりやすいでしょうか。
1.私のミスで注文書を見積もりフォルダに入れたままにしてしまい、今日の納品でプリンターインクの納入がありませんでした。いつもの業者さんなら安く買えるのに、申し訳ありません。暫定的にどこから購入すればいいでしょうか」
2.「プリンターインクに発注漏れがあり、緊急に他のところから買おうと思います。どこがいいでしょうか」
1は時間を追って話していますが、相手に聞きたいことがなかなか出てきません。2の方が、聞く側の気持ちに立ってみればわかりやすいですよね。謝罪やミスの原因は、対処とは別に究明すればいいのです。このように短く伝えるように心がけることが大切です。
■結論を意識して話す
また、話し下手な人は細かいところから話してしまって、結論が話の最後に出てくることが多いです。小説ならそれでいいのですが、新聞記事では必ず結論を頭に持ってきます。なぜなら読む側、聞く側にとっては、結論を理解した上でその他の情報を受け取る準備をするからです。
相手への報告でも、授業やゼミのプレゼンにおいても同じことです。結論を意識して話すことで、聞く側はなにが大切なのかわかります。ビジネスにおいては、プロセスよりも結果が大事なのです。プロセスを長々と話して結論が最後に来てしまい、「……以上のように、○○は不可能だという結論に達しました」と言われると、「じゃあ不可能だっていうことだけパパッと言えば済んだよ!」とイライラしてしまいます。
■付け加えはほんの少しにする
わかりやすい説明のためには、話全体としても短くしておくことが大切です。当事者にとってはすべて大事なことかもしれませんが、聞く側にとっては結論が一番大事なのです。どうしても伝えたい補足説明があれば、最後に少しだけ付け加えるようにして、長くならないようにします。結論だけ話してしまって、聞いている人はわかるのだろうかと不安になるかもしれませんが、もし不安になったり、興味がわいたりすれば、後から補足説明を求められます。そのときに話せばいいのです。
話し下手な人には丁寧な人が多いものです。「ちゃんと伝えなきゃ」と思うがゆえに、いらないことまで伝えてしまうのです。大学生のみなさんもなにかを伝えるときは、相手にとっては何が大切な情報なのか、取捨選択しながら短く話すようにつとめましょう。
文:ファナティック