入社直後の2016年度新入社員 108社、6,856名の意識調査 日本マンパワーが調査レポートを発表 (2/4ページ)
一方で「自分のやりたいことができる」、「社内の雰囲気や人間関係が良い」、「自分が成長できる」、「社会の役に立っている」に「①あてはまる」と回答したポイントが減少。
【所感】
入社した会社(組織)を選んだ理由として、「給与や待遇」「知名度」のポイントが3年間連続して増加しています。これは、好景気によって新卒採用の市場が売り手市場となったことが影響していると考えられます。反対に「自分のやりたいこと」「自分が成長できる」「社会の役に立っている」といった、自身の内的な基準に対するポイントは減少しています。
◆理想とする5年後像があると答えた割合は現状維持
経年で比較すると、自分が理想とする5年後の自分像が「ある」と答える割合は現状維持となった。
【所感】
「理想とする5年後の自分像」を持つ比率は経年で比較すると現状維持となりました。5年後の自分像・キャリアビジョンを持っているかどうか、またこれが実現できそうかどうかは、仕事への期待とダイレクトに結びついているという調査結果が出ています。採用時、内定時、入社後のそれぞれの時期で、中長期の将来に目を向けられる機会を設ける必要があるでしょう。
◆子供が生まれた後の働き方についての意識は、男女の差が減少傾向
子供が生まれた後の自分と配偶者の働き方について、女性が出産後に「①働きたい」「②どちらかといえば働きたい」と答えた割合は78.5%。一方、男性は配偶者に「①働いて欲しい」「②どちらかといえば働いて欲しい」と答えたのは37.9%であり、40.6ポイントのギャップがあった。
【所感】
子供が生まれてからも、「働きたい」「どちらかといえば働きたい」と回答した女性が7割を超えるのに対して、「働いて欲しい」「どちらかといえば働いて欲しい」と回答した男性は、4割を下回ります。しかし、経年で比較すると、2014年は43.7ポイント、2015年は41.8ポイント、2016年は40.6ポイントと、そのギャップは年々減少傾向にあるようです。女性の活躍推進が声高に叫ばれています。少しずつではありますが、新入社員の意識にもなんらかの影響をあたえているのかもしれません。